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我が子に手をあげてしまう…身近な原因3つ

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出産後の女性はホルモンバランスの変化などから、“産後うつ”になりやすいと言われています。くわえて、慣れない子育てに不安やイライラなどを強く感じてしまうこともあるかもしれません。

そんな中、四六時中泣き止まないわが子に、突発的な衝動で手を上げてしまった……なんて事があったら大変ですよね。

今回は、評論家の武田京子さんの著書『わが子をいじめてしまう母親たち』などを参考に、決して人ごとではない、愛する子どものはずなのに“わが子いじめ”をしてしまう原因を3つご紹介します。

■1:子育てそのものに慣れていない
わが子いじめが起きる最も多い原因は、“不慣れな子育て”からくるもの、と武田さんは述べています。

現代において、子どもを産む前から、子育てに慣れている方というのはとても少ないかと思います。

一日中、母子だけの空間で、“赤ん坊が一向に泣き止まない”、“母乳やミルクを飲まない”、“トイレ・トレーニングがうまくいかない”などのケースが起きたら、誰でもパニックになってしまうのではないでしょうか?

無料で育児相談ができる場所もありますし、ひとりで抱え込まず、すぐにヘルプを出すようにしてくださいね。

■2:子どもが“自分の理想通り”に育たない
武田さんによれば、子どもがうまく(=自分の理想通りに)育たないという理由で、つい手を上げてしまうという母親の訴えも少なくないとのこと。

1歳半から3歳頃に現れる“イヤイヤ期”に手を焼いているというお母さんもいらっしゃるかもしれません。何でもかんでも「イヤ」と言い、言うことを聞かない、自己主張が激しい……などなど。

これについては、自我や意志を獲得していっている証拠、大切な成長過程と言われています。もし、“子どもの反抗はいけないもの”、“子どもはこうあるべき”といった思いこみがあるようでしたら、取り払うようにしていきましょう。

■3:周囲の人間関係が良くない
わが子いじめが起きる隠れた要因に、“周囲の人間関係が良くない”というのもあるそう。

最も身近な相手では“夫”がいますが、それ以外には嫁姑や隣近所などとの関係が良くないといったことからも起こり得るとか。

たとえば、夫との不仲で考えてみましょう。大嫌いな夫にそっくりな子どもが憎い。夫に言えない不満や怒りを子どもにぶつけてしまう……。

無意識にこういった行動をとってしまうことも考えられなくもありません。しかし、子どもの心に大きく傷を残してしまいます。子どもを巻き込まず、当事者間で関係の修復をはかるようにしていってくださいね。

 

以上、“わが子いじめ”をしてしまう原因3つをご紹介しましたが、どれも決して人ごとではないですよね。

「自分ひとりで育児をしなければ……」と思うと、自分の心を追いつめかねません。親や友人、子育て支援施設などを頼ったり、一時的に保育施設に預けてみたりなど、心の待避所を作るようにしてみてくださいね。