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名古屋いじめ自殺 「からかい」2カ月前から メモに

いじめを受けたとする遺書を残して名古屋市西区の市立中1年の男子生徒(12)が11月に自殺した問題で、同級生らがしていたとする「からかい」は、自殺の約2カ月前に始まったことが21日、関係者への取材で分かった。また、生徒が学校生活などへの不満をつづった複数のメモを残していたことも新たに判明。メモはからかいが始まる前から書かれていたといい、有識者らによる第三者委員会は、同級生への再度の聞き取りも検討する。

 

 市教委が在校生97人から聞き取りをした結果、同級生ら13人が「弱いな」「よくそこに立っているな」などと言われているのを見たり、相談を受けたりしていた。関係者によると、市教委が証言を精査したところ、からかいは8〜9月に始まったことが分かったという。

 同校は生徒の状況を把握するため年2回、民間の心理テストを実施。関係者によると、男子生徒については「友達や教師から認められていない」と感じているとする結果が6月に出ていた。不満などを記したメモからは男子生徒が入学直後から孤立感を強めていく様子がうかがえ、テスト結果を裏付ける内容だったという。この時、同校は特段の対応を取っておらず、第三者委は詳しい経緯を調べる。

 男子生徒は11月1日夕、市営地下鉄駅で電車にはねられ死亡。遺書に「学校や部活でいじめが多かった」などと書かれていた。市教委はいじめがあったと判断し、同月18日から弁護士や精神科医らの第三者委が調査している。