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いじめ対策強化! カウンセラーを全中学に!

名古屋市教委は6日、いじめ対策などに取り組む常勤のスクールカウンセラー(SC)を、2019年4月までに市内110の全中学校に配置する方針を明らかにした。同市では13年以降、中学生2人がいじめなどを苦に自殺しており、専門家の大幅な増員で相談態勢を強化する狙い。

 

 市教委は子どもの悩みに対処するため、「子ども応援委員会」のSC22人を含む心や福祉の専門家計57人を拠点11校に配置しているが、他の99校から相談を直接受け付ける仕組みになっていなかった。

 そこで、約5年後をめどにSCの全校配置を完了するとしていた当初の予定を前倒しさせる。応援委と教諭が円滑に連携できるようコーディネーターの導入もあわせて進める。今年度の応援委への相談件数は延べ3000件を超え、14年度(同2695件)を既に上回っている。

 方針は市長と市教委が教育政策を協議する6日の「総合教育会議」で示された。増員分の人件費は約10億円となる見込みで、河村たかし市長は「できれば来年度中に実現させたい。人材供給面で課題はあるが、市職員の給与を現状のまま据え置けば人件費は捻出できる」と述べた。