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沖縄小4自殺の母語る 「 いじめ訴えた息子を守れなかった… 」

 沖縄県豊見城(とみぐすく)市で昨年10月、小学4年の男児(当時9)が自殺した問題で、男児の両親が朝日新聞の取材に応じた。両親には6月ごろから、日常的ないじめを訴えていたというが、市教育委員会は「いじめは1回だけだった」とし、いじめと自殺との関係を否定。母親は「真実を知りたい」と語る。

■祭りに向かう車の後部座席で泣き出した

 息子は気持ちのやさしい子で、友達もたくさんいました。三線やエイサーのクラブに入り、学校にも楽しそうに通っていました。

 でも、4年生の6月ごろから、「廊下でいきなり蹴られた」「トイレに閉じ込められた」と言うようになりました。絵の具セットや体操帽、鉛筆のキャップ、消しゴムなど、持ち物がなくなるようになった。「友達にとられた」と言っていました。

 私はその都度、先生にきちんと言いなさいよ、と言いましたが、息子は「言っている」と話していました。でも、夏休みに入るころには「言ってもしょうがない」に変わりました。

 (2学期制の学校の)秋休み初日の10月10日、様子がおかしいことに気づきました。昼間は普段通り近所の子と遊んでいましたが、その日の夜、息子は突然泣き出したんです。終業式の日に教室で友人に「かっこつけるな」と服を引っ張って倒されたって。笑っていたと思ったら、急に泣き出す。こんなことは初めてでした。

 11日も、那覇市内の祭りに出かける途中、私が運転する車の後部座席で泣き出しました。「なんで僕は、いじめられなければならないの」と。