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秋田・能代松陽高「状況改善されず」いじめ女子転校

秋田県能代松陽高(能代市、長岡光夫校長)2年の女子生徒(17)がいじめを受けたと訴え、不登校になっている問題で、女子生徒が来月、別の県立高に転校することが分かった。女子生徒の父親は「いじめの状況が改善されておらず、医師の勧めもあり、やむを得ず転校を決めた」と話している。

 この問題をめぐって県教委は昨年9月、いじめ防止対策推進法が定める「重大事態」と判断し、12月に第三者調査機関「県いじめ問題調査委員会」(委員長・高橋重剛弁護士)に諮問した。女子生徒は今年1月から学校を休んでいる。

 事態は収束せず、インターネットの掲示板には今月23日、投稿者は不明だが、女子生徒と父親に対して「地獄に落ちろ」という書き込みが行われた。父親によると、「学校を休んでいるのは妊娠したからだ」という悪質な噂話も生徒や保護者に流されたという。

 こうした状況の中、主治医が「環境を変えたほうがいい」と診断したため、県教委と相談して転校の手続きを取ったという。県教委の安田浩幸高校教育課長は「いろいろなことがあったが、新しい学校で頑張ってほしい」と話している。

 長岡校長は今月いっぱいで定年退職。武藤正則教頭は十和田高教頭に、安田課長は秋田高校長に来月1日付で異動する。安田課長は「来月以降も県教委で責任をもって対応する」としている。