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「LINE監視アプリ」の実証実験スタート

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千葉県柏市が「LINE監視アプリ」の実証実験をこころみました。

セキュリティソフトの開発や販売を行う「デジタルアーツ」が2015年に調査したところによると、10歳〜18歳のスマホ所有率は67.3%と、7割弱にものぼるそう。

スマホの普及に伴い増えているのが「LINEいじめ」。LINE内で行われるため親も気づきにくく、どんどんとエスカレートしていってしまうんだとか。

そんなLINEいじめを見逃さない監視アプリが登場し、千葉県柏市は一部の中学校でこのアプリの実証実験を行うようですよ!

 

「LINEいじめ」を見逃さないアプリ

全国Webカウンセリング協議会によると、LINEを巡るトラブルやいじめについての相談は2012年は35件、2013年は497件、2014年は1,036件と年々増加しているそうです。

「LINEいじめ」は悪口を言われたり、グループトークで自分の発言だけが無視される、グループトークを勝手に退出させられる…といったもので、これが原因となり自殺してしまった中学生や高校生も…。

どうにかして助けてあげられないのか…と思いますが、ロックのかかったスマホ内でのいじめということで、両親といえどなかなか気付くことができませんよね…。

そんな中、ITベンチャー「エースチャイルド」がLINE監視アプリ『Filii』(Androidアプリのみ)を開発。これは子どもがLINEで受け取ったメッセージを監視し、いじめや犯罪に繋がりそうな”単語”を親に通知するというもの。

アプリが監視する単語は「悪口」「暴力」「出会い系」など10カテゴリ約2万語で、「バカ」「KY」といった単語のほか、援助交際で使われる隠語なども通知されるそうです。

会話のすべてを親に見られるわけではなく”単語のみ”ということで、子どものプライバシーも守られているというわけなんですね。

そして今回、千葉県柏市は一部の中学校で中学1年生の保護者に『Filii』を使ってもらう実証実験をスタートすると発表。通常は月額400円(3デバイス)がかかりますが、無償提供するとのことですよ。

実施期間は今年4月7日〜7月20日で、モニターからのアンケート結果や収集したデータを通じて本導入を検討していくそう。

また、もしもモニター期間中に実際にトラブルが起こった場合は柏市少年補導センターが窓口となり、学校などと連携して対応していくとのことです。

周りの人がなかなか気づけないいじめだからこそ、こういった取り組みが全国に広がるといいですね…!

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