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ネット監視、いじめ報告サービス! 学校が生徒指導で活用

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アディッシュ(東京)は、インターネット上の書き込みをパトロールして、いじめにつながる内容を学校に報告する「スクールガーディアン」のサービスを提供している。「生徒指導がしやすくなった」などと好評で、延べ1万校以上に導入されている。

 ソーシャルメディア関連サービスのガイアックス(同)が学校向けサービスとして平成19年に開始。26年10月に独立した。

 学校の生徒や卒業生がネット上で情報交換するための「掲示板」として非公式に立ち上げた「学校裏サイト」には、いじめ、トラブル、個人情報流出不法行為など、問題のある書き込みが散見される。アディッシュのチームが目視でサイトを監視し、いじめなどの問題が見つかればリアルタイムで学校に報告する。

 トラブルを解決するサポートとして、問題がある書き込みの傾向を分析した月次報告書を送付。緊急時の対応などを電話で相談できる専用窓口を設置しているほか、不適切な投稿を削除するようサイト運営者と交渉する。

 江戸浩樹社長(34)は「子供たちが利用するサイトは年々変わってきている」と指摘する。近年、短文投稿サイト「ツイッター」で、子供の不適切な投稿をきっかけに、子供を中傷する内容や個人情報が多数投稿される「炎上」が問題になっているため、ツイッターを専門的に監視するサービスを26年に追加した。

また、グループをつくってメッセージのやりとりができる無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、仲間はずれなどのいじめが、外部からは見えない状況で発生している事態を受け、子供たちが匿名で学校へいじめを通報するアプリを27年10月から提供している。

 江戸社長は「ネットでのトラブルを解決する手助けを続け、誰もが健全にネットを活用できる世の中を実現したい」と話している。