小6いじめ自殺、母親が献花
2013年7月7日、いじめを受けていた長崎市立小学校6年の女児が自殺を図った。まる3年となる7日、女児の母親が小学校の献花台を訪れた。
母親は花を手向けて、新しいペンケースも置いた。何でも母のまねをしていた娘。ペンケースを最近買い、娘にも用意した。生きていれば中学3年。「中3の娘は知らない。もう一緒は嫌だと言っているかな……」。幼い頃からの看護師になる夢は、変わらないと思っている。
女児は自殺を図った約1カ月後に亡くなり、市教委が設けた第三者委員会が昨年2月、いじめと自殺の関連性を認めた。母親は「娘の死を無駄にしないためにも何かを残したい」。再発防止の取り組みのため、市教委に協力する考えだという。