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いじめSOSカード作成

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市内の各中学校区に設置されている「いじめを考える児童生徒委員会」の委員が、「はだのっ子SOSカード」を作成。1学期の終業式の日に、市内の小中学校の児童・生徒全員に配布した。

 このカードは、市内の9中学校区の委員がそれぞれ独自に考案し、表面には相談しやすいようなメッセージやキャッチコピーが記載されている。例年夏休み明けの9月1日は、全国的に自殺など重大事態が発生する危険性が高く、子どもたちがよりSOSを発信しやすいような体制を作ろうと、この機会に配布することになった。

 市教育指導課では「秦野市ではこれまで9月1日に自殺などの重大事態が発生した事案はない。学校教職員も日頃からいじめに対する働きかけをしているが、このカードを活用して、児童や生徒など子ども同士で相談できるようになれば」と、期待を寄せる。

 秦野市ではいじめ根絶をめざし、「いじめは決して許されない」という意識を広く児童・生徒に浸透させようと、2008年度に各中学校区に「いじめを考える児童生徒委員会」を設置した。同委員会には市内9中学校の2年生と3年生から各1人、13小学校の6年生各2人が参加、合計44人で構成されている。これまでいじめ防止啓発のポスターの作成や「スマートフォン、携帯電話等に関する決議」を作成するなど、活動を実施してきた。8月18日には同委員会の委員を対象に、臨床心理士のヴィヒャルト千佳こさんを講師に招いた研修会の開催を予定している。同課では「子どもたち同士の中では委員会の委員に相談するというケースが最も多くなる。今回の研修では、委員たちがいじめの相談を受けた場合どう対応したらいいのかなどについて学びたい」と話した。