職場のいじめ対処法・自身を守る
職場のいじめに立ち向かう対処法
小学校・中学校でよく問題になっている「イジメ」ですが、社会人になっても職場でいじめられるケースもあります。いい歳の大人になっているのに、未だにイビリをするなんて何だか子供じみていますよね。
でも、ただ黙って耐えているだけでは嫌がらせを受けている状況から1mmたりとも変わりません。そこで、職場のいじめを受けていた人が行った対処法を参考に、嫌がらせを跳ね除けましょう。実際に受けたイジメの内容と、対処法を紹介します!
実際に行った職場いじめの対処法
社会に出てまでイジメをするなんて、まるで嫌がらせをしてくる相手は子供みたいな人ですよね。どのようなイジメを受けて、どうやって対処したのでしょうか?
イジメの証拠集めをしました
事務職で、最年長の女性に「書類を隠される」「パソコンのファイルを消される」「嫌味を言われる」などの嫌がらせを受けていました。
1番困ったのが、指示されたとおりに行動をすると、そんな指示はしていないと言い張ったり、嘘の業務方法を伝えてミスを誘ったりすることです。
人事部に嫌がらせを受けていると伝えても、彼女は「そんなことをしていない」と反発されて、うやむやになって対処してくれなかったので、まずはICレコーダーを買って証拠集めをするところから始めました。
1ヶ月我慢をして録音をして、再び人事部に伝えると「業務に支障がでる」という理由で、彼女はクビになりました。
人一倍仕事を頑張って上司を味方につけた
20代後半で事務の仕事をしています。いじめてきたのは30代前半の事務の先輩です。
わざと私を無視したり、嫌味を言ってきたりするのが嫌で他の先輩に相談をしましたが、アナタがしっかりしていないからじゃないか、と言われました。
なので、周りの人に舐められないように色々へ仕事に素早く対処できるよう心がけていたところ、上司が頻繁に声をかけてくれるようになり、上司が近くにいるのでイジメも出来ないのか、いつの間にか無視をされなくなりました。
直接リーダーに抗議をした
引越し会社でアルバイトをしていた時のことです。私は40歳で相手は45歳くらいだったと思います。通常は2人で協力して運ぶ荷物を、1人で運ばせようとするイジメを受けていました。
こっちもクビになっていい覚悟で、ほとんど現場には顔を出さないグループリーダーに電話で抗議をしたところ、会社も人材がいなくなるのが惜しいのか、私の話を聞いてくれてすぐに対処をしてくれました。
翌日からいじめてくる人も大人しくなり、1週間後には他のエリアに異動となりました。
くだらない話は聞き流す
トラックドライバーをしています。私のいじめ対処法は、いじめてくる人の話を「ハイ、ハイ」と言いながら聞き流すことです。
これで、いじめてくる人に粘着されなくなりました。コツは、相手に「コイツと話しても面白くない」と思わせるように仕向けるのです。相談相手がいなかったので自分で考えて思いついた方法でした。その内、彼とは話さなくなり会社を辞めていきました。
ストレスでダウンする前に解消する
中学校で数学教師をしている30代女性です。
教師になりたての頃に50代の女性国語教師がいました。その方はとにかく言い方が嫌味な人で、スーツの着方や髪の長さ、マスカラのつけ方まで文句を言ってきます。
スキニーを履くと「見苦しい」、髪が肩までついたら「結べ」、地まつ毛が長いだけなのに「マスカラ塗り過ぎ」と、散々でした。先輩に相談をしても「ほっときなさい」と言われ、これといったアドバイスはありません。
嫌味を言われて同じ思いをした5つ上の先輩と一緒にご飯を食べている際に、こっそりと悪口を言ってストレスを発散していました。数年後、嫌味を言ってくる彼女が異動したので苦痛はなくなりましたが、転勤先でも若い先生をいじめているそうです。
余計なことを一切話さない
医療事務の受付バイトをしている20代女性です。
受付は3人体制で、私と同じパートの30代半ばの女性に、プライベートのことや彼女に話した日常生活の内容を、ぺらぺら他人に話されました。
「止めてください」と言っても止めてもらえず、正社員である他の受付の方に話したら「あの人は飽きたら止めるから、3ヶ月経てばおさまるよ」と、アドバイスをもらいました。余計なことを話さずに3ヶ月ほど我慢をしたら飽きたのか、話もしなくなり問題は解決しました。
勇気を出すことで職場いじめに対処できる
職場でいじめられていると職場にも行きたくなくなりますよね。嫌がらせを受けている状況から、手をこまねいて我慢しているだけでは相手の思う壺です。
いじめの証拠を集めて上司や社長に相談する、ストレスが溜まってダウンする前に発散するなど、勇気を持って1歩踏み出し行動することでアナタの周りの状況は少しずつ変わっていきますよ。