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いじめ解決のため、学校側に絶対させてはいけない3つのこと

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我が子がいじめられているとわかったとき、親としてどう動くのが最適解なのでしょうか。無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、絶対に学校側にさせてはいけない対応と、「正しいいじめ対処の手順」が詳述されています。

いじめは正しい対処と手順で解決できます

2学期になって、学校では、運動会や学園祭など楽しい行事が行われています。その一方で、「いじめられている」と保護者の方から相談が来ています。

いじめ問題を相談されて第一にお話するのが、「いじめは解決できます」ということです。そして、「お子さんにおかあさんが守るからとしっかり伝えてあげてください」と伝えます。

いじめにあった子は心に不安や自分を責める思いさえ持つ事があります。しかし、いじめは、悪いことなのです。いじめはいじめているほうが悪いのです文科省も「いじめはいじめを受けた被害者がいじめだと感じたらいじめであり、学校はいじめ解決の努力をしなくてはならない」としていますし、いじめ防止対策推進法にも、そのように制定されています。しかし、いまだに、「いじめではありません」「ただのふざけあい」「トラブルです」として、被害者加害者を明確にせず放置する学校があとをたちません

このような学校の対応に立腹したお母さんが、学校に乗り込んで自分の子供のいじめについて先生に詰め寄らんばかりにクレームをつけたケースもあります。しかし、このような方法をとると、話がこじれて解決しないことが多々あります。

腹が立つのはもっともです。しかし、すこしだけ、待ってください。いじめの対処には正しい手順があります

まずは、いじめについてどのような事があったか書き出しましょう。そして、「いじめ被害事実を書き起こし、学校への要望書とともに文書で申し入れをすることです。その時に学校の先生に、

  • 加害者と被害者が話し合う
  • ホームルームで話し合う
  • 相手の保護者を呼んでお互いに話し合いましょう

という対応は絶対しないでくださいとお願いしておくことが大切です。「いじめ被害事実」、「要望書」の書き方については、ホームページに掲載してありますので、参考にしてみてください。

教師を単に「敵」と見なすものではない

先生も一人の人間です。「いじめがあった」と保護者から申し入れがあるだけで先生も困ったなと負担に感じるものです。いじめが起こり得ない学校はありませんが、教師の指導力によって解決はできるのです。先生方に「いじめは解決できる」と知っていただき、実際に解決した経験をして頂く事が被害者、加害者だけでなく先生自身や学校にとってもプラスになります。

いじめを解決する学校がいい学校なのです。保護者としては、教師を単に敵にするのではなく、いじめ解決の責任を担ってもらえる教師になってもらうことに注力すべきだと思います。

学年末にいじめ相談を受けたケースでは、担任は新任2年目で、いじめについてどう対応したら良いかもわからない先生でした。そこで、上記の手順をもとにして保護者は文書で申し入れ、加害者の生徒に先生から注意していただきました。さらに、「いじめは犯罪!」のポスターを校内に掲示していただくことで、ご相談いただいたいじめはすぐに解決いたしました。

余談ですが、被害生徒の話では、このポスターが新学期にはいってすぐに破り捨てられていたとのことです。先生からも「校舎の工事で破れたのでもう1枚いただけますか」と連絡をうけましたので、今回は念を入れて校内の3カ所に掲示していただきました。

これからも、保護者の方、学校と連携していじめの早期発見と解決に努めてまいります。ご遠慮なくご相談ください。

いじめから子供を守ろう!ネットワーク