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野球部内外でいじめ!

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記者会見で頭を下げて謝罪する岩沢校長(手前)と杉吉監督(奥)ら(小豆島町で)

日本学生野球協会は8日、小豆島野球部にいじめがあったとして、6か月の対外試合禁止処分を言い渡した。

 春の選抜高校野球大会で島民と夢を分かち合った部内外でいじめがあったとされ、学校関係者はショックを隠せない様子だった。

 「ゴムボールをぶつける」「クモを弁当に入れる」「ベルトで体をたたく」――。

 協会によると、こうしたいじめは5月頃から始まり1、2年の多人数を巻き込んで続いた。見かねた他の部員たちがやめさせようとしたこともあったが、その場限りになったという。

 同校では8日、岩沢正俊校長や杉吉勇輝監督らが記者会見。岩沢校長は「これまで応援していただいた地域や全国の方々を裏切ることになり、誠に申し訳ない」と陳謝した。

 同校は来年4月、土庄と統合して小豆島中央になる。部員がいじめに及んだ理由について、杉吉監督は「甲子園出場や統合などで、指導者が分からないようなプレッシャーがかかっていたのだろう」とした上で、「選手、マネジャーの気持ちを把握する必要があった。大きな責任を感じている」と声を振り絞った。

 対外試合の禁止は来年4月19日まで。杉吉監督は「2年生は最後の夏の大会への出場機会を残してもらった。反省を十分に生かしてほしい」と話した。

 処分を聞いた2年の女子生徒(17)は「甲子園へ応援に行って町全体がすごく盛り上がった。私たちの誇りだったのに、こんなことになり本当に残念です」。1年の女子生徒(16)は「暴力に関わらなかった他の部員がかわいそう」と話した。