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中学2年生の9・9%が会員制交流サイト(SNS)などで悪口経験!

徳島県内で携帯電話を持っている中学2年生の9・9%が会員制交流サイト(SNS)などで悪口を書き込まれ、7・4%は個人情報や写真を無断で掲載された経験があることが県教委の調査で分かった。県教委はいじめや犯罪被害の防止に向け、生徒や保護者への啓発を強化する方針だ。

 調査は、毎年異なる6校の児童生徒(小学6年生、中学2年生、高校2年生)と保護者を指定して行っている。今回は昨年7月に実施し、児童生徒2245人と保護者1659人から回答を得た。

 今回初めて携帯電話の所有者に対し、利用に伴うトラブル(複数回答)について調査。「SNSなどで悪口を書き込まれたことがある」との回答は、中2の次に高2が7・2%と高率で、小6は0・5%だった。「個人情報や写真を勝手に載せられた」も中2と高2(7・1%)がほぼ同率で、小6は0・5%。

 「高額な料金を払うよう求められたことがあるか」との問いには、高2の6・1%、中2の4・3%、小6の0・5%が「ある」と回答。中2の4・5%、高2の2・8%、小6の1%が、しつこくメールを送りつけられたり写真・個人情報の送信を求められたりする経験をしていた。

 携帯電話・スマートフォンの所持率は小6が54・9%、中2は62・7%、高2で97・8%と、いずれも記録が残る2008年度以降で最高だった。特に小6は08年度の27・4%から2倍に伸びている。

 一方、保護者のうち子どもの端末に有害サイト接続を制限するフィルタリングを行っているのは小6で81%、中2が57%、高2は56%と年齢が上がるほど少なくなっていた。利用時間などのルールを決めているのは小6が75%、中2は76%、高2は52%だった。

 県教委いじめ問題等対策室は、携帯電話を持つ年齢が低下しトラブルの危険も増しているとして「持ち始める時にルールを決めることが被害防止に有効。児童生徒に加え保護者も参加できる講習会を増やすなど啓発を強化したい」としている。