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私立はいじめが少ないって本当?!

関西の中学受験では相次いで合格発表も行われており、インターネット上のツイッターなどのSNSでも、家族や知人の合格を祝ったり、報告する記述も増えている。「合格おめでとう」の文字をみると、他人事でもほっとした気持ちになるが、当然、合格する人がいれば、不合格の人もいる。

 中学受験で不合格通知がきたという人のなかには、「高校ではもっと上の学校を」と、さっそく、高校受験でのリベンジを誓っている人もいたようだ。不合格だったとしても、受験したことが本人の成長の糧になることが大切なのかもしれない。

 そもそも、受験をした人たちは、どうして中学受験をすることになったのだろうか。子供を中学受験をさせたという経験者に聞くと、受験の動機もいろいろだ。「私立はいじめが少ないと聞いたので」「大学の進学実績が良いらしい」「英語教育が盛んなので」…など、いろいろな声を聞くが、中高一貫校や大学付属校に入れば、高校受験や大学受験などをしなくてもよい、ということにメリットを感じている人も多いようだ。

例えば、とてもサッカーが好きだというA君。大学付属の一貫校に入学すれば、中・高・大と10年間、受験を気にせずスポーツ漬けの生活が送れることを魅力に感じ、大学の付属校に進学したという。

 関西では、関関同立の有名私大にそれぞれ、付属校があるが、ここ十数年で、大学の付属校や系列校の数もぐっと増えており、選択肢も広がっている。

 ただ、「私立だからいじめがない」とは、言い切れない。実際、公立でも私立でもいじめはなかなか、なくならない。特に、中高一貫校の場合、中高6年間、同じメンバーと顔をあわせ続けることになるわけだから、人間関係がうまくつくれないと、大変なことになってしまう。

 もちろん「私立の方が問題が起きたときの対応がしっかりしている」という意見もあるが、実際は、きちんとした対応がとれる学校も、そうでないところもあるだろうし、先生によっても対応が分かれるだろう。

 問題が起きたときに、きちんと、対応してくれる学校なのか、といったことを、保護者が見極めることも必要なのだろうか。

 私立中を受験した人たちは、どうやって学校選びをしているのだろうか。塾関係者の1人は、「確かに進学実績を気にする人が多いが、実際はいろんな特色の学校があって、いろんな選び方がある」と話していたが、実際の経験者の方の声ももっと聞いてみたいと思う。