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松本人志、「パワハラを訴える人は強い者いじめをしている」

松本人志(54)が17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で発言した、パワハラへの見解について物議をかもしている。
女優・鈴木砂羽(44)が初演出した舞台『結婚の条件』において、開幕2日前に突然、女優・鳳恵弥(えみ・36)と牧野美千子(52)が降板し、その原因が鈴木のパワハラによるものだと言われる話題を受け、松本が持論を展開した。
松本はまず、「パワハラに関して、(今回の騒動が当てはまるかどうか)分かんないですけど」、「本当に変なパワハラをする人もいますよ」と前置きしながらも、「本当にパワハラされたら、『パワハラですよ』とは言い返せない。タチが悪いのは、お気軽なクーデター的な感じでパワハラって言う人が増えてきていること」と語り、これを「強いものいじめですよ」と評した。
また、自身の経験を元に、「我々は若手の頃に弱いものいじめされて、見返すぞって頑張ってそれなりの地位に来たのに、今度は強いものいじめを受ける。頑張り甲斐のない世の中になってきたし、教育的指導がでけへんよね」と主張。
さらに「舌打ち一つでパワハラだと言われ、ため息をついたら(後輩から)『怖え~』って言われる」とボヤいた。
◆イジメの連鎖につながる?
女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、この発言に納得が行かないという意見が多数寄せられている。
パワハラ受けたから自分もパワハラしてもいいって負の連鎖じゃん」
「昔自分がパワハラ受けたから後輩には気をつけようって気にならない?間違った風習は断ち切るもの」
「恨むべきはあんたの上にいた奴らであって、後輩たちは関係ない」
「松ちゃんは、若くして売れたから分からないのね。自己擁護に感じたよ」
「松っちゃんもパワハラしまくってそうだ」
もちろん、松本は自分がパワハラをしたいということで、今回の発言に至った訳ではないだろう。
しかし、「若手の頃に弱いものいじめされて」と振り返りながらも、現状を「教育的指導がでけへん」と判断するのであれば、暗に教育的指導=いじめと認めていることにはならないだろうか。
◆今や社会問題として認知されるパワハラ
また、先週の同放送では、日野皓正のパワハラ騒動を受けて、「体罰は良い」とも語っており、暴力に対してやや寛容とも取れる発言が続いている。
「いま世間で起きている一般の会社のパワハラに付いて知っているのかな」
「松っちゃんってお笑い吉本や芸能界以外のパワハラ事情を知らないんだろうな」
「すごく悩んで悩み抜いて、勇気を振り絞って伝えてる人だっている」
鈴木の騒動については、被害を受けたとされる側が突然訴えを撤回し、結局、騒動の原因がうやむやなまま結論を迎えそうなため、「簡単に訴えてくる」という考えに至ったものと思われる。
「『パワハラですよね?』と言う「脅し」ですね。まさにその脅しこそが、松本氏の言う『強いモノ虐め』でしょうね」
パワハラを訴える人はその内容を具体的に言う必要があるし、パワハラしている聞いて批判する人も具体的に確認した上で批判するべき」
しかし、パワハラによる自殺者も出ている中で、パワハラ全般のケースに当てはめるのは、危険だと言えよう。
お笑いでは斬新なコントや独特の言い回しを発揮し、古いお笑いを破壊してきた松本でも、意外と古い考えを持っているようだ。