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大津市 LINEでいじめ相談開始

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大津市は11月1日から、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を利用したいじめ相談の受け付けを始める。運用に先立ち、30日、対応シミュレーションと検証会議が行われた。

 同様の窓口開設は長野県に続き全国2例目。相談の選択肢を増やし、SNS(会員制交流サイト)を使ったいじめの傾向分析にも役立てるのが狙い。市調査では市内中学生の半数以上がスマートフォンを所持しており、10代では音声通話よりSNSを使う傾向が高い実態を考慮して開設する。

 本年度は、市内中学生の3割にあたるモデル校3校2500人から相談を受け付け、市が委託した関西カウンセリングセンターの相談員がLINE上で対応する。必要なら学校現場や関係機関へつなぐ。いじめ防止への広報発信も行う。効果的なら来年度以降の継続を検討する。

 LINE運営会社などによると、同じシステムで9月に2週間先行実施した長野県では、対象にした全中高生12万人から受付時間内に1500件余りの相談が寄せられた。約3分の1に対応した、という。

 対応シミュレーションは市役所であった。スマホから送られてきた「ゲームで友達から責められる」のコメントに、カウンセラーがパソコンで「怖いですね」「気持ちを誰かに相談したことがありますか」と返答、市の開設する相談窓口を紹介した。

 終了後の会議では相談員や市職員が対応マニュアルや情報管理などを確認した。越直美市長は「調査ではSNSでの相談窓口を求める子どもの声が多かった。検証、改善をしながら進めていきたい」と話した。