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いじめ嫌がらせ最多 茨城県

茨城労働局は、2017年度の個別労働紛争に関する相談状況を発表した。件数は5667件(前年度比0・2%増)で、内訳で最も多かったのは、パワハラを含む「いじめ・嫌がらせ」で1815件(同4・9%増)で、11年連続の増加となった。同局の担当者は「パワハラという言葉が広く社会に浸透し、相談しやすくなったことも背景にある」と分析している。

 

 同局や県内8カ所の労働基準監督書に設置された総合労働相談センターへの問い合わせ総数は計1万9874件(2・8%減)だった。法令や制度に関する問い合わせが最多の9727件で、全体の約42%を占めた。

 個別労働紛争に関する相談は2番目に多かった。このうち茨城労働局長による助言・指導の申請として受理した件数は172件、同局内に設置された弁護士などで構成する紛争調整委員会によるあっせんの申請を受理した件数は61件だった。

 内容別では、「いじめ・嫌がらせ」が最も多く、次いで多かったのが、8年連続の増加となった「自己都合退職」で、1070件。人手不足が深刻化する中、会社が退職を認めてくれないケースや、後任を見つけるまで退職願を受け取ってくれないケースなどがあったという。2012年度まで最も多かった「解雇」は998件で3番目だった。