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いじめ「心配かけたくない」3割 

津市は、市内の小中学生を対象にしたいじめに関する本年度のアンケートの結果をまとめた。いじめにあった際に、相談しない子どもは「心配をかけたくない」「知られたくない」などと内面にこもる傾向が明らかになった。

 調査は毎年実施し、2016年度からほぼ現在の設問になった。本年度は市内の小学4~6年と中学全学年の計7536人に5~6月、抽出調査した。

 いじめられた際の相談者は、「誰にも相談しなかった」が36%で、前年度までと同じ傾向だった。以下、「保護者」25・8%、「友達か先輩・後輩」13・3%、「担任」11・4%が続いた。

 相談しない理由では「心配や迷惑をかけたくない」(28・9%)「知られたくない」(26・3%)が上位だった。他は「解決しないと思った」が25・9%、「よりひどくいじめられる」が21%だった。一方、何らかの形で相談した場合、「されなくなった」が20・7%、「少なくなった」が41・7%と6割が解決の方向に向かった。「ひどくなった」は3・1%だった。

 いじめの有無と形態では「なかった」が68・5%で、「悪口やおどし文句など」が17・2%、「仲間外れや無視など」が11・8%、「軽くたたかれたり、蹴られたりなど」が8・8%だった。近年問題になっているネットいじめは4・2%だった。

 市いじめ対策推進室は「相談してもらうために子どもの意識も変える必要があり、相談の大切さを伝えていきたい」としている。