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SNSいじめは「相手にしないこと」

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LINEやツイッターなどのSNSを通じたいじめやトラブルについて、高校生が講師とともに考える特別授業が6月、ネットで学ぶ通信制のN高校であった。東京・代々木の会場を全国7キャンパスと中継で結び、計約250人の生徒が参加。リアルタイムで意見を匿名投稿できる「掲示板」には、2500件の声があがった。

N高と動画配信サービス「ネットフリックス」の共同授業だ。いじめや自殺をテーマにしたドラマ「13の理由」からいくつかの場面を見ながら議論が進んだ。

 「友人がツイッターであなたのことをいじっていた。周りも何人かがそれに反応している。あなただったらどうする?」

 教室前方の画面に、こんな質問が表示された。選択肢は「そのままにする」「ツイッター上でやり返す」の二つ。生徒たちは手元のパソコンから投票していく。8割が「そのままにする」を選んだ一方、「やり返す」も2割いた。

 「やり返すのはとても危険。反論したら徹底的にやられる恐れがある。論破しようともせず、相手にしないのが理想だ」。講師役でお笑いタレントのスマイリーキクチさんが、こう助言した。自身はある日突然、ネットで「殺人犯」というデマを広められたことがある。「ネットいじめはその場の空気で進む。やった側は軽い気持ちだったと言うが、やられた側がどう思うかを考えてほしい」と語りかけた。

 生徒からの投稿では「SNSがあるから、学校だけだったのが家に帰っても(いじめが)続くようになるのかね」といった声や、学校側の対応について「加害者にごめんなさいといわせてたら解決って勘違いしている教員が多い。報復があるに決まっている」といった意見が出た。

 「いじめに負けないためにはどうしたらいいか」。司会者のこの質問には、もう1人の講師、動画共有サイトに投稿するYouTuber(ユーチューバー)の葉一さんが答えた。中学生のころにいじめられた経験がある葉一さんは、「勝ち負けという判断がなくていい。学校にいかない選択肢もあるし、それは逃げじゃない。いじめられると自分がダメだという発想になってしまうが、自分を否定せずに過ごしてほしい」と話した。