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ポール・マッカートニー、いじめられた経験がある女性をステージに

ザ・ビートルズポール・マッカートニーが、先日ニューヨークの駅で行ったスペシャルライブに、ある2人の女性をステージに招待した。

 9月7日に5年ぶりのアルバム『エジプト・ステーション』をリリースしたポール・マッカートニーは、アルバム発売日にプロモーションの一環として、ニューヨークのグランド・セントラル・ターミナル駅スペシャルライブを実施。そのライブでは、アルバムの曲からザ・ビートルズのヒットソングまで20曲以上も披露、その様子はYou Tubeを通して全世界に一斉配信された。

画像: ポール・マッカートニー、いじめられた経験がある女性をステージに上げ生演奏

 そんなプレミアライブの中盤、ある楽曲の前にポールが「この中にいじめを受けた人はいるかい?」と問い、手をあげた2人の女性をステージに上げた。するとポールは、彼女たちにどんなイジメにあってきたのかを尋ねた。

 1人目のディーナは、自分が人とは違うからという理由でクールな人たちからいじめを受けていたことを明かし、2人目のアヴィータは、なんとビートルズが好きなのがダサいという理由でパンクな男子たちにいじめられていたと、ポール本人の前で告白。

 さらにポールは、それぞれにいじめた人の名前を聞いて全世界に生配信。これには本人たちもかなり驚いており、とまどった表情をみせながら、いじめられた人の名前を全世界に明かした。

 
 

Paul McCartney ‘Who Cares’ (Live from Grand Central Station, New York)

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 そしてポールは、この2人の女性の話を聞くとアルバムに収録されている「フー・ケアズ」という楽曲を披露。実はこの楽曲はいじめを受けてきた人へ向けた書いた曲。そのため、今回「フー・ケアズ」を披露する前にいじめられた経験がある2人をステージに招いた。

 その後「フー・ケアズ」の演奏が終了すると、女性たちとハグをしてお別れ。そして「イジメを行っている者たち、ただちにやめろ。これからも公の場で名前を言って恥をさらしてやる」と、最後にいじめをしている人へ向けてキツくお灸を据えた。