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いじめやパワハラや毒親から解放される方法

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人間には5つの成長段階があります。「敗北」「闘争」「思考」「信念」「志」です。そして、その一つ一つの段階で必要なことが変わります。たとえば「敗北」の段階に必要なのは「逃げること」です。

 敗北の段階は、闘争の段階で負けた状態です。学校でクラス全体にいじめられて、惨めさと苦しみで絶望している。そんな時は何よりもまず最初にリセットしなくてはなりません。

「学校に行きたくないなら、行かなくていいよ」

 逃げることを認めるアドバイスが助けになります。しかし実際は、それとは真逆のことが起こります。周囲は「どうすれば学校に通えるようになるのか?」を考えます。なぜなら自分たちが「どうすればいいか?」を考える思考の段階にいるからです。それでは相手の心に歩み寄っていません。

 すでに居場所を失っている人間に、それでもなおその場に留まることを強いると、最も極端な逃避を選ぼうとします。それが自殺です。学校にも家庭にも、この世のどこにも逃げ場がないならば、あの世に逃げるしかありません。

 これは学校のいじめだけに限りません。会社のパワハラで苦しんでいる人には「働かなくていいよ」、夫のモラハラで苦しんでいる人には「別れていいよ」、毒親の過干渉に苦しんでいる人には「会わなくていいよ」というアドバイスが必要です。

 では、いつでも逃げていいかというと、そんなことはありません。成功には失敗が必要です。NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンは「俺は、何度も何度も失敗した。打ちのめされた。それが、俺の成功した理由さ」と言いました。一度や二度の失敗で諦めていたら、何もうまくいきません。

 ただそれは「敗北」よりも上、つまり「競争」「思考」「信念」「志」の段階の話です。続けるべきか、やめるべきか、一律に決めることはできません。正解は段階によって変わるのです。

 ちなみに敗北の段階にいる目安は自律神経です。何かを誰かに強制された状態で、眠れない、めまいが止まらない、手が震える、呼吸ができないといった自律神経の異常が現れたら危険信号です。ちなみに「自分で選んだ道なんだから」と人に言われるのは、強制以外の何物でもありません。

 そういう環境で、そういう状態になったなら、少しでも早く逃げましょう。また、そのために「逃げてもいい」と言ってくれる人を探しましょう。人は誰かに言葉をもらわないと、動けるようになりません。

 敗北の段階には「逃げること」が必要です。闘争の段階には「学ぶこと」が必要です。思考の段階には「信念」が必要です。そして、信念の段階には「志」が必要です。

毒親に悩まされていた女性を変えた一言


 毒親に悩まされていたある女性は「自分の母親が大嫌いだ」と言いました。そんな彼女に「では、母親に『会いに来い』と言われたらどうしますか?」と尋ねると、彼女は「会いに行くと思います」と答えました。そういう束縛が、心を殺します。

「母親に会いたくなければ、会わなくてもいいんですよ」

 それが彼女を変えた一言です。自分の母親と会うのも連絡を取るのもやめた彼女は、自分の子供との関係を大切にするようになりました。そのうち心に余裕ができて、マラソンにはまりました。すると「会いに来い」と命令していた母親が「会いに行ってもいいか?」とお伺いを立てるようになりました。力関係が変わったのです。

 まず敗北の段階から逃げる。次にマラソンにはまって「思考」の段階に入る。その結果、母親との闘争に負けなくなる。「親子の問題になんでマラソンが関係あるの?」と思うかもしれません。もちろんマラソンである必要はありません。他の人だったら、それはヨガや英会話だったかもしれません。ただ何かしら、本人が興味を引かれる「学び」が必要だっただけです。心はそうやって動いていきます。ドラクエの戦闘と一緒で、「逃げる」も立派なコマンドの一つです。

 人は常に良くなろうとしています。勉強をしても、運動をしても、仕事をしても、ゲームをしても、今よりも良くなろうとします。大切なのは「何が自分にとって良いことなのか?」を理解していることです。小学生と中学生と高校生では、学ぶ内容が違います。人生も一緒です。今の自分に必要なことは何か、ぜひ考えてみて下さい。