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坂上忍、壮絶ないじめ受けて「胸糞悪い」

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今も無くなることがない、学校のいじめ問題。その壮絶な経験は胸の奥に刻まれ、成人してもなお苦しんでいる人もいるだろう。

8日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で俳優・坂上忍が過去に受けたいじめ経験の被害を語り、話題になっている。

■いじめ専門家と激論

番組では、東京都八王子市で中学2年の女子生徒がいじめを苦に自殺した問題を議論。その中で、坂上といじめ問題を研究する専門家男性の一幕にスタジオがピリついた。

自殺した女子生徒に対する学校側の態度を責める坂上と、閉鎖した学校制度そのものを変えるべきという専門家の話は平行線に。坂上は「あなたはいじめの研究をしている方なんですよね?」と毒づき、「冷静になりましょう」と不機嫌な態度を露骨に見せ、CMをまたぐ事態に。

専門家が「いじめは構造的な問題で、特定個人が悪いとテレビで非難する暇があったら、構造を変えないといつまでも同じことが続く」と主張すると、坂上は「テレビをも批判しているということですね?」と詰め寄る。

■「死にたい」と絶望した日々

すると坂上は、過去のいじめ経験を語りはじめる。物心ついたときから芸能界に身を置いていた坂上は、中学のある時期から猛烈ないじめの対象になったようで、「学校行ってどうされちゃうんだろう、今日」と悩む日が続いたという。

「ギリギリ、兄貴とか友達のおかげで助かった」としたものの、そのときには「やっぱり『死にたい』って思ってた」と吐露。

しかし、死ぬことが怖くて実行に移せなかったとのこと。その経験を踏まえ、「『死んじゃいけないんだ!』っていう教育なのかな、それを親御さんも学校も大人も…」と訴える。話を聞いた薬丸裕英も「死んだら負けだし…」と坂上の思いに反応した。

■「胸糞悪い」「嫌な気持ち分かるはずなのに」

壮絶ないじめを経験した坂上。専門家と熱くヒートアップしたのも、女子生徒を思うがあまりだったのかもしれない。

しかし、共演者や専門家にグッと圧をかけるかのような放送に、ツイッターや『ガールズちゃんねる』では「坂上こそいじめをしているのではないか」「なら優しく接してみれば?」と皮肉のコメントが寄せられている。

坂上忍のやり方がまさにそう。スタジオの雰囲気もそう。これがいじめ。見てる側が胸糞悪い」


「自分はイジメみたいな圧を他人にかけて何を言ってるんだか」

 

また、現在こそ封印しているが、過去には「ブスは家から出るな」といった発言をしたことに怒りの声も。

「自分は人のことブスって虐めるようなこと言っていいの? 虐められてたなら、嫌な気持ち分かるはずなのに、どうして嫌なこと言うんだろう」

坂上忍の司会ぶりが好きな人は…

感情的になり、何かと物議を醸す坂上の発言。しらべぇ編集部が全国20〜60代の坂上忍を知っている1,193名に「坂上忍の司会ぶり」について調査したところ、「好き」と回答したのは3割ほど。

1分以上も自身のいじめ経験を語った坂上だが、批判する視聴者にその思いは届いただろうか。