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ほとんどの子は「親にいじめの相談はしない」と理解しておくことが大切

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『恥ずかしくて…」イジメを両親に相談できなかった人は6割に迫ることが判明」という記事がネットに配信されていました。

ちなみに、「ニュースサイトしらべぇ」というサイトで、アンケート調査を実施し、そのデータを元に独自の切り口で報道するウェブメディアと紹介されておりました。

記事によると、全国の10代から60代のいじめを受けたことがある男女720名を象に調査したところ

  1. 全体の6割近くの56.1%が「親に相談できなかった」とのこと
  2. 男性の49.8%に対して女性の61.1%はいじめを打ち明けられなかったと回答
  3. 一番現役に近い10代は、男子71.4%、女子61.4%が相談できなかったと答えている

 

注目すべきは現役世代の数字です。7割ということは、ほとんどの子は親にいじめの相談はしないと理解しておくことが大切だと思います。また、いじめが判明した場合に、ついつい、「いじめられていることを言わないあなたが悪い」と子どもを叱りたくなるものですが、責めることはやめてあげてください。

ましてや「いじめられるのは、お前に悪いところがあるからだ」などという言は傷つけるだけ、何のプラスも生みません。本人は、十分につらいのですから。

繰り返しになりますが、まずは本人のつらさや苦しみを理解してあげてください。わかってあげた上で言葉をかけてあげて欲しいのです。

あなたが悪いわけではないからね
絶対に守るから
どんなことされるの?

それでも話してくれないこともあると思います。「でも、やっぱり、近頃、おかしい」と感じるならば本人の友達やママ友からつてをたどって学校での状況を集めてみましょう。私達の相談の経験からも親には言えないけど、兄弟姉妹には言えるとか、知り合いのおじさんおばさんには話せるという子も多いので、その方たちにお願いして聞き出してもらうという方法もあります。

そして、お子さんの状況がわかったら、単に同情するだけではいじめは解決しないということも事実です。お子さんの話を聞いたり、なぐさめたりしながらも頭の中の片側では、どのようにいじめをやめさせるかという具体的な戦略意識しておくことが大切です。

冒頭に述べましたように、学校も4月のオリエンテーションやガイダンス的なものがなくなり、5月の連休が終わる頃から、本格的な学校生活が始まりますが、同時にいじめ問題も増加してまいります。

ですから、学校で小さな問題が起きた時には、「何日の何時頃誰と誰からどうされたというようにメモをとっておくことをおすすめします。
学校に相談する必要が出てきた時に、メモを持っていくことで対応や解決がスムーズになります。