奈良でも教諭いじめが発覚
教諭いじめは神戸だけではなかった。奈良県大和郡山(やまとこおりやま)市の市立郡山南小学校で2、3年の学級担任を務める教諭4人が同僚によるいじめやパワハラを訴え、9月の2学期始業式から休んでいることが分かった。
25日付産経新聞が報じた。被害を訴えたのは、20~50代の男女4人。いずれも医師から「3~4カ月の休養が必要」と診断されたという。
20代の女性教諭は昨年6月ごろから、同じ学年で学級担任を務める50代の女性教諭に「秘書」とあだ名をつけられ雑務を押しつけられるほか、無視されたりした。前任の校長に「次年度は別の学年の担当にしてほしい」と訴えたが聞き入れられず、今年7月、強いストレスに起因する心臓の病気を発症したという。
残る3人の教諭も、別の同僚から「あなたの代わりはいくらでもいる」と言われたり、怒鳴られるなど高圧的な振る舞いを受けたとしている。