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「 他の生徒に弁当を食べられる姿目撃 」 中1いじめ自殺

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名古屋市で市立中学1年の男子生徒(12)がいじめを苦に自殺した問題で、市教育委員会が設置する第三者機関「いじめ対策検討会議」が18日、会合を開き、自殺に至る経緯や、学校の対応の検証を始めた。

 会議は精神科医や弁護士ら9人で構成。自殺後に実施された緊急の校内アンケートや教職員、同級生らの聞き取り調査の結果を検討し、現場で進められているいじめ防止策に関する資料などを市教委に要求した。次回は12月に開催。市教委への答申時期のめどは立っていない。 会長を務める名古屋市立大大学院の山田敦朗病院講師は「自殺の原因を推論できる状況ではない。検証を進め、再発防止策を提言したい」と話している。 メンバーではない河村たかし市長も会合に出席し「助けられなかった責任を痛感している。私も独自に調査するので、情報交換していきたい」と述べた。

 市教委によると、校内アンケートでは、20人の生徒が「いじめを直接見た」と回答。複数の生徒が、男子生徒が卓球部で「弱いな」と言われていたり、クラスの他の生徒に弁当を食べられたりしたのを目撃していた。

「悲鳴に耳傾け、見落とさぬ」名古屋市長、いじめ対策に「全力」決意

名古屋市の市立中学1年の男子生徒(12)がいじめを苦に自殺した問題で、河村たかし市長は18日の市議会冒頭で「子供の悲鳴に常に耳を傾け、いささかも見落とすことのないよう取り組む」といじめ対策への決意を表明した。

 河村市長は「大変悲しく痛恨の極み。生徒に、手を差し伸べられず『ごめんね』と申し上げたい」とあらためて謝罪した。

 平成25年に別の市立中学で生徒が自殺し、常勤カウンセラーなどからなる専門チームをつくって全国に先駆けた対策を取ってきたことに言及した。その上で、悲劇が繰り返されたことに「申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と述べた。