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いじめ1・2学期744件 266件が未解決! 岐阜市立小中学校

岐阜市教育委員会が実施した市立小中学校の2015年度の1・2学期(4〜12月)のいじめ実態調査で、小学校で448件、中学校で296件がいじめと認められた。小学校は前年同期比で2倍以上、中学校は約1・3倍にそれぞれ増えた。小学校は全47校中46校で、中学校は全22校でいじめがあった。小中学校全744件のうち266件が未解決だという。

 

 市教委によると、いじめ認知件数は、小学校448件(前年同期207件)、中学校296件(同229件)。男女別では小学校が男子257件、女子191件、中学校が男子164件、女子132件で、いずれも男子が上回った。学年別にみると、いじめが最も多かったのは小学校が2年、中学校が1年だった。

 複数回答でいじめの態様を聞いたところ、小中学校とも「冷やかし、からかい、悪口や脅し文句、いやなことを言われる」(計524件)が最も多く、「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをしてたたかれたり、蹴られたりする」(計183件)、「仲間はずれ、集団による無視をされる」(計129件)と続いた。

 いじめ発見のきっかけは、教職員やスクールカウンセラーが発見したケースが、小学校124件、中学校114件。教職員以外が見つけたケースは小学校324件、中学校182件あったが、うち最も多かったのが小中学校とも「本人からの訴え」(小学校53・7%、中学校50%)だった。

 件数が増加した理由について、市教委は「国の方針で、これまでいじめと判断しなかった過去の悪口なども計上した」としている。