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青森で中2女子自殺!?

遺書「いじめしないで」

青森県藤崎町青森市立中2年の女子生徒(13)が列車にはねられて死亡する事故があり、父親(38)ら遺族が29日、生徒の遺書の一部を公開した。「もう耐えられません。いじめてきたやつら、自分でわかると思います。二度としないでください」と訴えており、いじめを苦にした自殺とみられる。いじめたとする複数の生徒の名前もあった。

 生徒は2学期の始業式翌日の25日午前、藤崎町のJR奥羽線北常盤駅で列車にはねられ、死亡した。ホームから飛び込んだとみられ、県警は自殺とほぼ断定した。

 遺書はスマートフォンに保存されていた。家族への感謝を記し、「生きる価値ない。本当に13年間ありがとうございました」などと書き残していた。遺族は公開理由を「いじめ被害が二度と起きてほしくない」とした。

 同級生の話では、生徒は中学1年のころから教室にいる時や体育の授業中に、無視されたり暴言を吐かれたりしていた。1年の3学期ごろからは、週に数回しか学校に来なくなった。

 生徒の父親らは29日、いじめの有無などの調査を学校に要請した。学校側は市教育委員会と連携して調査する。父親らは生徒が中1だった昨年6月ごろから、いじめが始まったと訴えている。

 生徒は1年の1学期に学年生徒会の会長を務めた。入学当初はバレーボール部で、途中で美術工芸部に移ったという。津軽民謡に合わせて踊る「手踊り」の学外チームにも所属していた。