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いじめ被害者は相手を許せるのか…

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劇場版アニメ『聲の形』が好評上映中だ。聴覚障害者の少女と、少女をイジメていたが、ある日をきっかけにイジメられる側になった少年との、恋と青春と成長の物語である。

さまざまな要素が詰め込まれた映画であるが、主軸にある「いじめ」は、この作品を語る上で決して忘れてはいけないファクターである。

映画を視聴したネットユーザーのなかには「いじめっ子向け感動ポルノ」と批判する人もいる。

こうした反応の裏には、いじめが与える被害者への傷の根深さがあるのではないだろうか。

 

しらべぇ編集部は、全国のいじめられた経験のある男女651人に「いじめた相手のことを一生許せないと思う」かについて調査を実施した。

■怒りの根深さに年代も性別も関係ない

 

許せないと答えたのは5割以上だった。いじめられた人々の半数以上がいじめた人間のことをずっと許せずにいるのだ。

 

いじめによって生まれた怒りの炎は、男女年齢に関わらず、ずっと燃え続けていくのだろう。いじめた経験のある人たちは、結果を自覚しておくべきだろう。

■実際にいじめ被害者に話を聞いた

30代いじめ被害者「もう20年以上前になります。いまだにいじめっ子たちの顔を思い浮かべただけで虫酸が走りますね。とはいえ大人なので、実際に顔を合わせればニコニコと愛想笑いをしてます。

でも、心のなかでは、不幸のどん底に落ちてくれることをずっと願っています。もちろん、手を出したらバカを見るので、何もしません。ひたすらに不幸になれと呪い続けているだけです。

最近はFacebookのおかげで近況を知ることができます。結婚して、子どもができて、幸せそうな人生を送っているんですよね。願わくば、その子どもが、ぼくのようにひどくいじめられて心壊せばいいのに、とね。

そう念じながら、いいねボタンを押しています。この子の運命に災難が降りかかれば、いいねって。本当に、そんなことばかり考えています」

何十年もの時間がすぎたとしても、何も解決なんてしてはくれない。子供のころの過ちだったと笑えるのは加害者だけだ。

被害者はずっとあなたの敵として、にこにこと微笑みながら監視し続けているのかもしれない。それが他人をオモチャにした代償なのだろう。