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いじめ原因で男子高生がPTSDに

福島県は30日、私立高3年の男子生徒が1年半にわたっていじめを受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような状態となったと公表した。高校によると、所属した柔道部の同級生3人から言葉や暴力によるいじめを受けたという。
 高校から報告を受けた県は今後、常設の「いじめ問題調査委員会」による調査が必要かどうか検討する。男子生徒は加害生徒3人に慰謝料など約880万円の支払いを求める訴えを福島地裁に起こしている。
 高校の説明では、男子生徒は1年生だった2014年7月ごろから、3人に悪口を言われたり、平手打ちされるなどのいじめを受け続けた。15年12月、部活動に行きたがらないのを不審に思った母親が学校に相談して発覚。男子生徒は病院でPTSDのような状態と診断されたという。
 3人は高校の聞き取りに、いじめを認めて家庭での無期謹慎となり、その後、通学が許された。男子生徒はいじめを受けていた期間も休むことはなく、現在も高校に通っている。
 校長は「いじめの存在を早期に発見できず申し訳ない。二度と同じことが起きないよう、学校を挙げて最善を尽くす」と話した。