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中2女子自宅にメモ

兵庫県加古川市教育委員会は19日までに、今年9月に市立中2年の女子生徒(14)が自殺したと明らかにした。自宅にあった生徒のメモには、周囲でいじめがあり、悩んでいることを示す内容があったことから、市教委はいじめ防止対策推進法に基づく第三者委員会を設置、事実関係を調査する。

 これまでの調査では、生徒本人へのいじめは確認されていないとしている。

 市教委によると、生徒は9月12日、部活のために自宅を出たが、午前7時ごろ、自宅近くで自殺を図り、搬送先の病院で同月20日に死亡した。

 市教委は中学校の全教職員と生徒の友人1人に聞き取り調査をした結果、いじめは確認できなかった。学校による夏休み明けのアンケートでも、生徒は「悩みはない」と回答していた。

 メモははがきの半分程度の紙に数行あり、9月12日に見つかった。「いじめ」という言葉もあった。両親はメモを基に、生徒がいじめの被害に遭った可能性があると訴えているという。市教委は「両親からの希望」で、自殺の公表を控えてきたとしている。

 中学校では今月17日に学年ごとの集会で生徒に説明。18日夜には保護者説明会を開催した。出席した40代女性によると、学校側は自殺の理由は不明としたという。女性は「今年9月に生徒に会った時にはあいさつをしてくれた。普段から笑顔を絶やさない子で、自殺したのは信じられない」と話した。

 第三者委員会は、弁護士や精神科医ら5人で構成され、11月中にも初会合を開く。