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わが子のスマホをチェックするかしないか?

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インターネット上で子どもがいじめや犯罪に巻き込まれるケースが、後を絶たない。最近では、スマートフォンスマホ)を悪用した「ネットストーカー」の事件も起きている。

   ただ、いつまでも子どもに「ケータイ禁止」を続けさせるわけにもいかない。世の親達は、息子や娘に買い与えた後、携帯電話やスマホの中身をチェックするのだろうか。

 

無料通信アプリの使用は心配だけど...

   政府広報オンラインには、子どもが被害に合うネットのトラブル例が紹介されている。スマホなどモバイル機器を使った事例は次のような内容があった。

「同級生を無料通信アプリのグループに強制的に入れ、いじめたあげく現金を脅し取った」
    「13歳の女子中学生が、GPS機能と連動しメッセージの交換ができるアプリを利用して27歳の男と知り合ったが、わいせつな行為をされた」

   警察庁の2014年の調べでは、18歳未満の子どもがSNS(交流サイト)や無料通信アプリなどの「コミュニティーサイト」にアクセスした手段の89.8%は携帯電話で、うち87.6%がスマホだった。子どもの間で、自分専用のスマホが当たり前になってきている。

   わが子がいったんスマホを持てば、誰とどんなやり取りをしているかを知るのは親でも容易ではない。子どものプライバシーは尊重したいが、いつの間にかいじめの温床となっていたら大変だ。

   J-CASTヘルスケアは、小・中学生の子を持つ数人の親に取材した。東京都に住む40代男性は、中学1年生の娘にスマホを持たせているが、「中身はチェックしていません。本人に内緒で見ることもありません」と話す。ただ、購入の際に使える機能を大幅に制限した。それでも本人の希望が強かった無料通信アプリ「LINE」は許可した。

「正直心配はありました。娘には、ネットによるいじめや犯罪の恐れを詳しく説明し、口を酸っぱくして『何か問題が起きたら必ず相談しなさい』と言い含めたのです」

   父親として、日ごろから「娘が自分に話しやすい間柄」を築く努力を重ねている。親子関係が良好なら、スマホをこっそり見なくても悩みを話してくれるはずだからだ。同性ということで母親に相談する場合もあるが、夫婦間で協力して娘の状況把握に務めており、情報を共有しているという。

 

普段から何でも話せる親子関係を築く

   神奈川県の40代男性も中学1年生の息子には既に「スマホデビュー」させている。息子は、メールは使っていないが、LINEは友人とのコミュニケーションで頻繁に活用しているという。そのやり取りは妻が確認する。事前に「内容をチェックする」と「宣言」していたので、親子間でけんかになることはない。もし友人から好ましくない発言が書き込まれたら、「学校でうまくいっているの」と息子に深く質問するそうだ。「息子は『母親はうるさいものだから仕方ない』とあきらめ気味なので、ほどよく収まっている感じ」と、男性は明かした。

   別の40代男性は、小学3年生の息子にスマホを持たせている。この年齢だと、周りでスマホを使ってる友人は少ない。今は親との連絡やインターネット検索、「ポケモンGO」を楽しむといった用途に限られるが、今後同世代の友人とやり取りをするようになれば「(息子と)合意をとって内容確認をすると思います」。

   母親の意見も聞いてみた。30代女性は小6、小4と2人の娘いずれにもスマホを与えていない。今後持たせたら、本人に内緒で盗み見ることはしないが、スマホにより起こり得る危険性はあらかじめ教えるつもりだと話した。

   今のところ、娘たちが学校生活で悩んでいる様子は見られない。それでも「2人には『何でも話して欲しい、私達(両親)に言わなくなるのは一番避けたい』と伝えました」と言う。親子で食事をとりながら、父や母の側から自分たちのことを包み隠さず話す。また母親の場合は、娘たちが寝る前に毎晩その様子をチェックして変化を見逃さないようにしている。

   こうした日々のこまめな配慮やコミュニケーションを積み重ねて、話しやすい環境を築いていけば、万一スマホという閉じた空間でトラブルが発生しても、子どもは親を信頼して胸の内を明かしやすくなるだろう。

 

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