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「ガキ大将」が消えたのはなぜ?

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「ガキ大将」=悪者 とは限らない…

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「いままでなんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだからぼくはいきるときめた」。昨年11月に公表された中学1年の男子生徒の手記に衝撃を受けた人は多いのではないだろうか。
 男子生徒は小学2年のとき、東京電力福島第1原発事故で福島県から自主避難した横浜市で転入後、名前に「菌」をつけて呼ばれるなどのいじめを受けた。小5になってからは、加害児童から原発事故の賠償金を理由に、総額150万円も脅し取られたとされている。
 学校と市教育委員会はこのとき生徒側から相談を受けて事実を把握していたにもかかわらず、放置していたことが分かり、「学校側が1年半以上もいじめを放置したのはひどい」「男子生徒の手記を読んで悲しくなった」などと市教委には抗議の電話も殺到した。
 横浜市で表面化し、全国的な反響を呼んだ「原発避難いじめ」。各地では子供たちだけでなく、教師によるいじめも発覚した。昨年12月には新潟市自主避難している小4の男子児童が担任教諭から「菌」を付けて呼ばれていたことが分かった。他の児童からのいじめを相談した直後から呼ばれるようになった。ショックを受けた児童は欠席が続いているという。他にも、東京都千代田区や川崎市でも同級生に菓子代1万円分をおごったり、「近づくな」と言われて避けられたりする事案も発覚するなど、原発避難いじめの実態は次々と明らかになっている。
 転校生がいじめや仲間外れの対象になりやすいというのは、今に始まったわけではない。学校生活では昔からよくあった話である。でもそんなとき、普段から威張っているガキ大将のような存在が彼らにそっと手を差し伸べる。そんな経験や体験談を耳にしたことぐらいは誰しもあるのではないだろうか。今や「ガキ大将」という呼び名すら死語になりつつあるが、実は再び社会問題化した教育現場のいじめを考える上で、このガキ大将の存在が「解決」のヒントになるのではないか。そういう思いで本日のテーマをお届けしたい。