尾木ママが「原発いじめ」について問題視
2011年3月の原発事故により、地元に住めなくなった福島県の人々が全国各地に移り住んだが、子供達の間で「いじめ」が発生している。この問題について教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏(70)がブログで問題提起をしている。
『昨日、損害賠償訴訟の弁護団が公表
小中学生の三人が
「放射能」とか「なぜ千葉にに転校してきたのか」などのいじめ受けていることが分かりました…
・一人はいじめを受けていることを学校に相談していたというのに
先の教育委員会の調査では「0」報告!され
一人など
福島からの転校を隠すようにアドバイスされたとか…
もう
二重三重の不誠実ではないでしょうか?』
こうした差別と偏見に基づく「いじめ」が相次ぐことについては、行政の長が強制的に調査をするなどの必要性もあるのではと問題提起した。
なお、福島出身児童にまつわるトラブルについては、福島から横浜に避難した児童が「賠償金あるだろ」などと言われ、150万円を支払った例がある。これを横浜市の教育長は「いじめ」とは認定しなかったことから批判が相次いだ。
いじめではなく「おごり」といった説明もされたため、ネット上でも横浜市への対応へ多数のツッコミが寄せられていた。