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いじめ電話相談開設なのに、「電話をかけにくい時間帯」??

いじめや学校生活の困りごとはなんでも相談を。ただし午後4時まで――。横浜市教育委員会は28日、「学校生活あんしんダイヤル」を設けると発表した。東京電力福島第一原発事故に伴い、福島県から同市に避難した生徒がいじめを受けた問題で対応が大幅に遅れたため、再発防止策として打ち出した。ただ、電話を受け付けるのは、児童生徒が電話をかけにくい時間帯だ。

 原発事故避難者へのいじめ問題では、保護者が学校にいじめについて相談してから、市教委がいじめととらえて調査を開始するまでに1年7カ月もかかった。

 このため市教委は、いじめを学校に訴えても解決しない時に、学校を経由せずに相談できる窓口を設けることを、3月にまとめた再発防止策に盛り込んだ。

 これを受けて5月9日に、児童生徒、保護者ら向けの電話相談窓口を開設する。学校や医療機関児童相談所などと連携する福祉専門職のスクールソーシャルワーカー(SSW)が電話を受ける。

 相談を受け付ける時間は、火~金曜日の午前9時~正午と午後1~4時。学校の授業とほぼ重なる時間帯だ。市教委人権教育・児童生徒課の石田登・担当課長は取材に「SSWの勤務時間が午後5時までで、関係機関と調整する時間も取るため午後4時までとした。それ以外の時間は、文部科学省の24時間子供SOSダイヤルなどにも相談できる」としている。

 横浜市の学校生活あんしんダイヤルは045・663・1370。退職校長らが電話を受ける「いじめ110番」は0120・671・388(24時間)。文科省の24時間ダイヤルは0120・0・78310