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前校長は「人権侵犯」

秋田県能代市の公立高校に通っていた女子生徒がいじめを受けうつ状態になった問題で、秋田地方法務局が当時の校長の対応が人権侵犯に該当すると認定したことが1日、分かった。

 

 被害生徒側によると、人権侵犯と認定されたのは、県立能代松陽高校の前校長(2016年3月末に定年退職)。家族の情報公開請求で開示された文書によると、元生徒は15年2月ごろ、所属する運動部内で暴言や仲間はずれなどのいじめに遭い、前校長に相談していた。しかし前校長が必要な措置を講じなかったため、いじめが継続されたとしている。同局は「人権擁護上、看過できない」と述べ、現校長に対し、再発防止に努めるよう要請している。

 県教委の第三者委員会は16年6月、いじめ防止推進法で定めるいじめに該当すると判断した。だが被害生徒側は、同委員会の調査報告書の内容は実態解明が不十分で、事実に反する部分があるとして、今年7月、同法に基づき知事に再調査を請求。県は再調査の必要性の有無を検討する審査会を設けた。今月中にも被害女性に聞き取り調査を行う予定。