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青森)いじめ防止方針、けんかも対象に

教育委員会は、いじめ防止や対処を目的とした「県いじめ防止基本方針」を改定した。いじめの定義に、新たに「けんか」を追加。また、県内で起きたいじめ自殺の調査報告書などを踏まえ、スクールカウンセラーを充実させたり、対処方法を具体的に例示したりしている。

 県と県教育委員会が1日公表した。基本方針が2014年6月に策定されて以来、改定は初めてで、今年3月に国がいじめ防止基本方針を改定したことを受けたもの。改定作業は、2014年の八戸北高女子生徒の自殺に関する調査報告書が指摘した再発防止策や、市町村教委などから募った意見を参考に行われた。

 改定では、いじめの定義にけんかを追加。背景事情を調査し、児童生徒の感じる被害性に着目することで、いじめか否かを判断することにした。

 また、学校評価にいじめの取り組みを反映することを明記。さらに、インターネットのいじめ対応について、これまで「体制の整備」としていたのを、「ネットパトロールや情報教育の充実等の体制の整備」に変更するなど、具体的な表現に改めた。

 今後は県の方針を参考に、各学校でのいじめ防止基本方針の改定が行われていくという。