アルマーニ制服 無いといじめに…
東京・銀座にある公立の泰明小学校が、今春入学予定の新1年生を対象に一式約5万円の標準服を導入する。任意でセーターなどを加えると最大で8万円以上にものぼるため波紋が広がっているが、同小学校の和田利次校長は「私は新1年生からこの標準服でやって参ります、という考えは変えるつもりはない」と説明した。
アルマーニ制服を若者はどのように感じたのか。原宿の若者の声を聞く「原宿ニュースそれな」には次のような意見が寄せられた。
「勉強しに行く場だからそんなのいらないかなって思う」(20歳・男性/建築業)
「銀座のイメージがお金持ちというか、裕福な人しか住んでいないイメージがある。だから標準服を着させることが多そう」(21歳・女性/洋菓子職人)
この標準服は義務ではなく任意での着用だというが、現実的には概ね同じものを購入しているという。
「半強制。誰か1人が買ったらみんな買わないといけない。『あれお前ないの?』『お前の家持ってないんだ』みたいな。いじめに発展するかもしれない。校長の学校の私物化みたいであまり好きじゃない。通わせたくないし、通いたくもない」(19歳・男性/大学生)