差別とは何か考えて
モバイルプリンス
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言葉一つで仕事が無くなる時代なんですね。
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「差別的な発言くらいで、仕事が無くなるなんてやりすぎだ!」とかばう人たちもいるけれど、差別的な発言が広がれば、人を傷つけ、追い込み、命を奪うことになるんだよ。
それだけ差別的な発言はいけないことなんだ。
自分がそうした言葉をうっかり使ってしまわないように、気をつけないといけないですね。
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気をつけないといけないけれど、こうした言葉を使う人たちは「差別」の自覚がないと思うんだ。
いじめっ子が「いじめじゃない、遊んでいるだけ」と思うように、本人は何が悪いか気がついていないと思うんだ。
だから「差別的な発言に気をつけよう」の前に「差別とは何か」をしっかりと考える必要がある。
そうですね。
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難しいのは、差別の基準が時代によって変わることだ。
例えば数十年前まで、セクシャルマイノリティ(性的少数者)は病人、犯罪者として扱われていた時代もあった。まだまだ完璧ではないけれど、こうした差別を無くそうという動きで時代は変わりつつある。
人を差別しない、傷つけないような言葉を使うためには、さまざまな人の立場を勉強して理解し、その上で気をつけないといけないんだ。
【プロフィル】
モバイルプリンス / 島袋コウ 沖縄を中心に、ライター・講師・ラジオパーソナリティーとして活動中。特定メーカーにとらわれることなく、スマートフォンやデジタルガジェットを愛用する。親しみやすいキャラクターと分かりやすい説明で、幅広い世代へと情報を伝える。