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大分の遺族夫婦が体験を語る

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いじめや教師の行き過ぎた指導で生徒が命を落とす「学校事件・事故」を知ってもらおうと、佐賀大教育学部で遺族を招いた講義が開かれた。大分県竹田高2年で、当時17歳だった息子を部活動中の熱中症で亡くした工藤英士さん(53)、奈美さん(49)夫妻が体験を語った。2人は、教師を目指す学生ら約140人に「二度とこんなことが起きないよう、目の前の子どもの命を預かっていることを強く感じてほしい」と訴えた。

 

 竹田高2年だった工藤剣太さんは2009年8月、剣道部の練習中に熱中症で亡くなった。奈美さんは「主将だった剣太は見せしめのように暴力を受けていた。暴力は日常的にあった」と憤る。当日、熱中症で意識がもうろうとしている剣太さんに、顧問がびんたや蹴るなどの暴力をふるったと事件の経過を説明した。その様子を見ていた副顧問もいた。奈美さんは「これが見殺しということ」と怒りをにじませた。

 夫の英士さんは学校の対応について説明。保護者説明会の資料は、顧問から聞き取った内容だけで、「事件を簡単な内容だけで済まそうとした。教員になる皆さんは、あったことをありのまま、隠さず話してほしい」。奈美さんも「子どもにとって学校は“小さな社会”で逃げ場がない。少しの変化を見過ごさないでほしい」と望んだ。

 昨年から同講義を開いている佐賀大教育学部の佐藤晋平講師は、「実際に顧問として暴力を振るう人は、大勢の中で1人いるかどうか。ただ、周りで見ていた副顧問の立場になることや教育委員会として対応することはあるかもしれない」とこの事件から学ぶ意義を語った。小学校教諭を目指す1年の北原唯さん(18)は「(傍観した)副顧問などいろんな立場があり、自分が命を奪う可能性もあるかもしれない。自分の指導法を信じ過ぎないためにも、周りの教師と話し合っていくべきと感じた」と話した。