はるかぜちゃん、独自のいじめ防止策を提案「クラス廃止」
8月14日に放送された『モーニングCROSS』(MX系)で、"はるかぜちゃん"ことタレントの春名風花さん(17)が、学校のいじめ対策について持論を展開した。
春名さんは、学校という空間は、複数の登場人物が特定の場所に隔離され殺し合いをするという創作ジャンル「デスゲームもの」そのものであると指摘し、「クラスをなくして居場所を増やそう」と提案。
と疑問を投げかけた。
「民間の保険会社と学校が『いじめ保険』を契約するとか」
春名さんは通う単位制の高校にはクラスがないため、いじめが起きにくい環境だと言う。
人が流動化する環境を作れば、人間関係のストレスを減らし、いじめを回避できるという見立てだ。
ただ、クラスを無くすことは簡単ではない。そのため代替案として「第三者ですらない委員会を作ろう」と主張した。問題が起きたときに設置される第三者委員会は、委員会の人間が裏で関係者と繋がっているなど、厳密な第三者と言えないケースが存在するという見方から、「民間の探偵会社とかを使ったほうが公平なんじゃないか」と意見を述べた。
また、いじめなどで学校に通えなくなった子どもが転校・引っ越ししやすいよう、税金をかけてほしいとも主張した。
あらゆる環境でも平等に教育が受けれるよう、国は投資すべきだと語った。税金が難しいなら、「民間の保険会社とかで"いじめ保険"っていうのを学校と結ぶ形にして、やってもらえたらいいな」と、いじめが原因で発生する費用を保険会社が負担するようなサービスを提案。これには司会の堀潤さんも「面白いアイデアですね」と称賛していた。
「いじめた側、いじめられた側、見る側を演劇で体験すると、クラス内で流動性を作れる」
加えて「『いじめは犯罪』って言って脅すのを止めてほしい」とコメント。理由は、「犯罪になるようないじめしかいじめと認識されなくなっちゃう」からだという。
犯罪に認定されないものも罪として感じてもらうためと定義してしまい、逆にいじめを見えにくくしてしまう可能性を指摘した。
そして最後に「学校で演劇をやろう」と話す春名さん。いじめを題材にした作品をクラスで演じることで、
と説明する。擬似的に心情を経験することが、いじめ予防につながるという独自の見解を語った。