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いじめ女児の両親が賠償提訴

滋賀県高島市立小で平成28年度、いじめを受けた当時6年の女児(13)が不登校になった問題で、両親は9日、女児が安心して通学し学習する環境整備を怠ったとして、市に計400万円の損害賠償を求め大津地裁に提訴した。

 訴状によると、女児は28年9月、同学年の児童からトイレ掃除の際に水をかけられるなどして腹痛を訴え入院し、心身症と診断された。29年2月にクラスと別の部屋に通う形で登校を再開したが、加害児童らの声を聞いて体調を崩して再び入院し、そのまま卒業した。

 両親側は「学校や市は有効な対策を取らず、登校再開に向けた要望にも抽象的な回答を続け無力感を抱かせ、精神的苦痛を受けた」などと主張している。

 学校が設置した第三者委員会は昨秋、いじめを認定し、学校や教育委員会にいじめの未然防止や早期発見に向け取り組むことを求める答申書をまとめた。

 提訴後に記者会見した父親は「いじめ発覚後の学校の対応は、子どもの登校よりも親である私たちをなだめることばかり考えたものだった」と憤りをあらわにした。