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小5女児自殺 いじめの再調査

兵庫県多可町で昨年5月、小学5年の女児=当時(10)=が自殺した問題で、同町は22日、いじめとの関連を再調査する第三者委員会の設置を決めた。町教育委員会による第三者委が今年7月、学校でのいじめが自殺の要因と認定する調査報告書を発表したが、遺族は「いじめについて具体的に明らかにしてほしい」などとして、委員を入れ替えた上での再調査を要望していた。

 再調査は、国の「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」に基づき、町長部局の総務課を事務局とする第三者委で実施する。町は5人程度の委員を選び、10月末までに初回の会合を開く。報告書提出は来年3月末までの予定。

 町は22日午前、代理人弁護士を通じ、再調査する第三者委の設置方針を遺族側に伝えた。吉田一四町長は「遺族に寄り添って判断してきた経緯があり、再調査をする決意をした」と話した。遺族は弁護士を通じて「迅速に公正に調査をしてほしい」とのコメントを出した。

 いじめに関する第三者委員会の再設置は、2013年のいじめ防止対策推進法の施行後、兵庫県内の公立学校では神戸市垂水区に次いで2例目という。