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学校や職場でいじめ被害の経験を持つ人は4割以上!なぜ、いじめはなくならないのか?

近年、学校や職場におけるいじめにおいて、自ら命を絶つ痛ましいニュースが後を絶たない。

いじめが原因で学校や仕事に行けなくなる人や、どう対処すれば良いかわからず、悩んでいる人はどこにでもいるだろう。そこで日本法規情報は、職場・学校におけるいじめの内容や、それを相談できているのか、実態を調査した。

学校・職場でのいじめ被害の経験は4割以上

質問:学校、職場等で、いじめに関するトラブルに巻き込まれたことはありますか。(単一回答)


調査の結果、「経験がある」と回答した人が43%、「自分はないが、身の回りで聞いたことはある」と回答した人が26%、「自他共にない」と回答した人が31%となった。「経験がある」と「自分はないが、身の回りで聞いたことはある」の2項目を合わせると69%。

一括りにいじめといっても、いじめにおける被害は多様だ。では、どのようないじめ被害に遭遇した人が多いのか調査した。

最も多い被害内容は“言葉の暴力”となり、全体でも3割を占める

質問:それはどのような被害でしたか。(複数回答)

調査の結果、「言葉の暴力」が26%で全体の3割を占め、最も多い結果となった。ついで、「仲間外れにする」が19%、「無視」が16%、「あらぬ噂をたてられる」が11%、「責任転嫁」が10%、「身体的暴力」が6%、「成果を横取りする」が5%、「ストーカー行為をされる」が1%。

「言葉の暴力」が最も多いという結果から、悪意はなかったとしても知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまう可能性があるということを留意しておく必要がありそうだ。

いじめ被害にあってしまった際、悩んでいる事を誰かに相談したことがあるか調査した。

半数近くがひとりで抱え込み“誰にも相談しない”まま

質問:その被害について誰かに相談しましたか。(単一回答)

調査の結果、「相談していない」が47%、「信頼できる先輩(上司)」が15%、「家族・親戚」が14%、「信頼できる友人」が13%、「士業などの専門家」が2%となった。

およそ半数の人が、苦境に置かれて相談できずに泣き寝入りしているということが分かった。誰にも相談せずにほとぼりが冷めるまで抱え込む人が多いようだが、いじめにおけるトラブルは最終的に解決しているのではないだろうか。

依然として“いじめ”のトラブルに不満を持っていたり、解決していない人が7割以上

質問:そのいじめのトラブルは解決しましたか。(単一回答)

調査の結果、「解決もして、その結果に納得もしている」が25%、「解決はしたが、その結果に不満がある」が40%、「解決していない」が35%となった。

解決結果に納得できていない人と、そもそも解決できていない人を合わせると、7割強が不満を抱えており、前項目の、「誰にも相談しない」と回答した人が半数いることにも何らかの原因があることが考えられる。

今回の調査では、学校・職場などでいじめの被害を受けていても、およそ半数の人が誰にも相談していないことがわかった。

一人で悩まず、納得のいくいじめの解決方法を導き出すためにも、勇気をもって専門家に相談することを選択肢に入れることが大切だ。