いじめアンケート用紙が工作用紙に…
熊本市の小学校でいじめに関するアンケートの集計結果を、誤って図工の工作用紙として使用していたことがわかりました。その用紙には被害を訴える児童の名前も記載されていました。
熊本市教育委員会によりますと、2日、熊本市東区の小学校で、先月、学校が実施した児童のいじめなどに関するアンケートの集計結果の用紙を、誤って図工の授業で使用していたということです。
この用紙には22人の児童の名前のほか、「お腹をグーパンチされた」「仲間に入れてもらえなかった」などと具体的ないじめの内容が書かれていて、作品を持ち帰った児童の保護者が気づき発覚しました。
学校は、実名が書かれていた児童の家庭に対して個別に謝罪するとともに、4日夜、保護者会を開いて事実関係を説明するということです。