英国の学校でもいじめ蔓延…
いじめのせいで学校を休んだことがある子供は10人にひとりというアンケート結果が公表されている。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
いじめ防止・支援団体「The Anti-Bullying Alliance」は、セカンダリースクール(11~16歳対象の学校)に通う子供、約1,000人を対象にいじめ体験に関するアンケート調査を実施。その結果によると、『ちょっとした』いじめを経験した子は31%いたほか、かなりのいじめにあった子も4%いたことが判明。全体で11%が、いじめを苦にして学校を休んだことがあると答えていたという。
また、いじめを避けるために、通学路を変える、学校の友達と遊ばない、ソーシャルメディアを避ける、など、いじめ回避のために子供たちが様々な努力をしていることも分かった。
The Anti-Bullying Allianceの代表は「あきらかにいじめ問題は存在する。いじめを減らし、いじめが及ぼす影響を抑え込むには、ひとりひとりの協力が必要だ」と改めて訴えている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)