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ママ友LINEから突然退会させられ、それでも開き直れた理由

ママ友と子どものホームパーティー

子を持つお母さんたちにとって意外と厄介(やっかい)なのがママ友との付き合い。  本当に友人として気兼ねなく付き合える相手ならいいですが、全員とそんな関係が築けるわけではありませんよね。

 

グループLINEを退会させられた

 2年前に夫の転勤に伴い、横浜から某地方都市に引っ越した木村沙那さん(仮名・35歳/専業主婦)は、幼稚園のママ友グループから突然仲間外れにされたことがあるそうです。 「前触れとかは特になく、ある日突然でした。私もメンバーになっていたママ友同士のLINEのグループトークを開いたら画面の上に《メンバーがいません》と表示され、おかしいなって思いました。そしたら画面の下のほうに私が退会させられたことが表示されていたんです。  学生時代や社会人時代の友達ともグループトークをしていますが、強制退会なんて初めて経験でした。しかも、追い出された理由もわからなかったため、グループのメンバーだったママさんたちにメッセージを送ったんです」  しかし、3人にメッセージを送っても2人は既読スルー。唯一、返事をくれたママ友は退会になったことを謝ってきたそうですが、グループの中心メンバーのママによって独断で追放されたことを知らされます。

 

引き金を引いたのは「ママ友LINE」

 

「分かりやすく言うと、その人はグループのボスママ。実家も裕福らしく、地元のお嬢様学校に通っていたとかでプライドがとにかく高い方でした。  常に自分が輪の中心にいたいタイプで、横浜から来た私のことが気に入らなかったのかやたらとマウンティングをしてきました。こっちはヨソ者なので彼女を立てるようにしていましたが、ちょっと面倒くさい人だなって思っていたんです」

 

孤立するほかのママ友たちと交流

 この翌日からグループトークに参加していたママ友たちは、いっせいに沙那さんから距離を置き始めます。本人は「少し凹みました」と振り返りますが、ショックを引きずることはなかったようです。 「ボスママは幼稚園のママさんの中でも中心になりたがっていて、実際に私が追い出されたのは10数人のメンバーがいる最も大きなグループでした。  でも、幼稚園にはほかにも数十人のママさんがいましたし、ほかの人と仲良くすればいいだけ。住み始めて日が浅いヨソ者だったからそこは開き直っていました」

 

保育園・幼稚園イメージ子供子連れママ友グループ

 

以前からグループ以外のママさんとも積極的に話をしていたそうで、なかでもグループ追放後にすぐ仲良くなったのは外国人のママさん。東京などの大都市では珍しくありませんが、その幼稚園では唯一の外国人ママだったそうです。 「私と一緒でボスママのシャクにさわったのか孤立気味だったんですけど、すごくフレンドリーな方ですぐにお友達になりました。  あと同じように転勤族のママさん、シングルマザーの人とも仲良くなって、ボスママにハブられても全然気にならなくなりました。だってこっちはすでに別のママ友グループを作っちゃったから関係ないですしね(笑)」

 

悪口を言うボスママを注意

 すると、新たなママ友グループの存在に脅威を感じたのか、今度はボスママが沙那さんたちにすり寄ってきたそうです。 「『グループトーク追放はこちらの誤解だったの』とか謝らずに言い訳してましたが、こちらも大人なので大人としての最低限の付き合いは続けていました。  ただ、これを仲直りしたと勘違いしたのか、あるママさんの悪口をベラベラと言ってきたんです。それでも私に同意を求めてきたから『そうやって人のこと悪く言わないほうがいいですよ』とハッキリ言ったんです」

 

ママ友いじめ

 

その瞬間、ボスママは驚いたように沙那さんを見たと思ったら、ニラんでプンスカしたままその場から立ち去ってしまったとか。一部始終を見ていた外国人ママさんは、満面の笑みで親指を立ててサムズアップ(グッジョブ)のサインを見せてくれたそうです。 「ボスママは悔しそうな表情を浮かべていましたが、ああやって人の悪口を言うことでしかコミュニケーションを取れないのはどうなのかなって。早くそのことに気づいてくれればいいんですけどね」  ママ友同士の付き合いも大変でしょうけど、悪口を言ったり、誰かを孤立させるなんて絶対に間違ってるはず。お互い母親なわけですし、子供にも胸を張れるような人付き合いをしてほしいものですね。