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望月衣塑子記者「いじめられても、めげない」理由

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菅義偉官房長官の天敵としておなじみの東京新聞望月衣塑子記者と、加計学園問題を巡る告発と出会い系バー報道で騒動となった元文部科学事務次官前川喜平氏が都内で映画「子どもたちをよろしく」のトークイベントを行った。

映画は、中学生のいじめと自殺、その裏にある家庭の問題をテーマに描いている。

 望月氏は、日々、菅長官とぶつかっていることに「なぜ私がいじめられ続けても生きるのか」と切り出し、勇気づけられたと後輩記者に感謝されたエピソードや、「いじめられてるけど大丈夫?」と声をかけられることを紹介し、「いじめっ子より、いじめられっ子のほうが共感してもらえるんだなと感じています」と語った。

 「私が菅さんの会見に行かなくなったほうが、その程度かと思われる」とし、いろんな場所でいじめられている人たちのために「表立っていじめられるけどめげずに、一緒に奮起する指針となりたい」と述べた。

 「大っ嫌いな菅さんに、これだけ言い続けていくのは、その結果得られるものがある。非常に多くの人の助け船や、仲間との連帯があります。負けずに、圧力に屈さず、子どもたちのためによりよい社会を築き上げていきたい」と語った。