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熊本県北部の県立高3年の女子生徒(当時17)がいじめを受けて自殺

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2018年5月、熊本県北部の県立高3年の女子生徒(当時17)がいじめを受けて自殺した問題で、両親の意向を受けて熊本県が設置し、再調査を進めていた第三者委員会は30日、「担任は、生徒が早退を求めた際に事情を把握する努力をすべきだった」と指摘する報告書を公表した。

 

いじめを巡る学校側の対応について、先に設けられていた県教育委員会の第三者委の報告よりも踏み込んで言及した。

父親の深草智彦さん(44)と母親の志乃さん(46)は県庁で名前を明かして記者会見した。智彦さんは「(亡くなった)知華にいい報告書だよと伝えたい。安心して相談事ができる学校を築いてほしい」と述べた。

今回の報告書は、知華さんが涙を浮かべて「きついです。早退したい」と訴えた際の担任の対応を問題視。それまでに早退がほとんどなかったことを念頭に「普段と異なった態度を掘り下げ、保護者に伝達することはできた」と記載した。英語の授業中、暴言が飛び交ったことにも触れ、担当教員は「記録に残す必要があった」と指摘した。

県教委の第三者委はいじめを認定し、自殺に影響を与えたとする報告書を昨年3月に公表したが、両親は「調査が不十分」として蒲島郁夫知事に再調査を求めていた。