パワハラがエスカレート

「それでも私は正論を言い続ける」

お笑いタレントで時事YouTuberのたかまつなな（26）は若者と政治を繋ぐことを目指して「株式会社笑下村塾」を立ち上げたり、NHKに入局してディレクターを務めるなど様々な角度から世の中の情勢を分かりやすく伝えようと奮闘している。2018年 12月26日にインスタで改めて「真のお笑いジャーナリストになります」と宣言して以降は、ますます精力的に現場に足を運び「お笑いを通して社会問題を発信」してきた。その彼女が4月4日にTwitterで「いじめやパワハラ」に悩んでいることを明かしたところ、起業家やお笑い芸人など各方面から応援メッセージが寄せられた。

たかまつななは2018年 12月26日にインスタでお笑いジャーナリスト宣言をした際にも「4月からNHKに入局し、週刊誌にあることないことかかれたり、今までとは違う種類のバッシングや、いろんなところでイジメに近いものを受けたり…」と漏らしていた。

それからおよそ1年と3か月が過ぎた4月4日に「いじめ、パワハラがとてつもなくエスカレートしてきた。もう涙もでなくなっちゃった」とツイートしており、状況は深刻化しているようだ。

いじめやパワハラの具体的な内容は明かしていないものの、それに輪をかけて「舞台にも取材にも行けず、元気をどうやってもらえばいいんだ」というつぶやきからは新型コロナウイルスの影響で動きが取れないストレスも感じられる。

苦悩するたかまつななが「それでも、私は正論を言い続ける。生意気だと言われても、嫌われても。皆おかしいと思ってるのに、声をあげないなんて不思議！　応援してください！」と訴えたところ、多くの反響があった。

社会問題をビジネスで解決する株式会社ボーダレス・ジャパン代表取締役社長の田口一成氏が「応援!!　何かできることあれば何でも言ってください！」とエールを送ったのをはじめ、「中井貴一」のものまねを得意とするお笑い芸人・きくりんから「具体的なことはわかりませんが、漠然と応援はします！」、よしもと芸人でYouTuberの竹永よしたかから「マジでっ!?　応援してるよ～。ノンビリガンバって～」とコメントがあった。

他にも数々のコメントが寄せられており「パワハラを受けると本当に気持ちが滅入りますね。でも、たかまつさんのような、自分の意見を言える人が必要とされる時代が来ていると思っています」、「大丈夫ですか？　コロナで皆ピリピリして、普段なら気にならない様なことでも苛立ってひとにあたってくるのかもですね、ななさん負けないでください！」、「辛いですよね。お察しします。日々乗り越えることで手いっぱいかもしれませんが、毎朝バリアー張るイメージしてから出勤とか、ご自身を守ってくださいね。応援しています！」など共感する声が多い。

なかには「たかまつさんの正論に勇気づけられてます！」、「正しいことをするとその分、反対勢力に叩かれる。正論は大事」、「正論を言ってくださる方は貴重です！　おかしいと思う事だらけです…勇気を持って行動するななさんを応援します」という声がある一方で、「『正論』の押し付けが多いからじゃないですか？　昔のたかまつさんて『いろんな意見を伝えて自分で考えることの大切さ』を教えてくれる感じだったから好きだったのに、最近はなんか偏った考えの押し付けになっててガッカリです。バランス悪くなりましたね」と指摘する声も見受けられた。

そんなたかまつななはYouTube「たかまつななチャンネル」に動画を投稿してお笑い芸人のEXITやナイツ・塙宣之、せやろがいおじさん、オリエンタルラジオ・中田敦彦などとのコラボで時事問題を分かりやすくトークしている。今回のツイートには「ファンです。ななさんのYouTubeを最近見始めて、ファンになりたてです」といった声もあり好評のようだ。