いじめニュース速報@イジ速

いじめ事件 ・イジメ ニュースを発信中!スマホいじめが増加!子供達をいじめから守ろう!

衝撃のエンディング映画

こちらの5本。あまりの衝撃さに呆気にとられるはず! 

女は二度決断する
製作年/2017年 監督・脚本/ファティ・アキン 出演/ダイアン・クルーガー、デニス・モシット 

想像すらできない突然の結末にビックリ!
“衝撃の結末”というのは、映画ではある程度、常識。観る者を驚かせることも映画の目的だからだ。けれども、その結末も、だいたいは「こうなったらスゴい」と予想できたりするし、願望どおりだったりする。でもそんな予想や願望を打ち砕くのが、この映画。

ドイツで平穏な暮らしを送っていたカティヤだが、トルコ系移民の夫と6歳の息子が爆発事件の犠牲になって命を落としてしまう。カティヤは絶望して自殺を図ろうとするも、ネオナチの夫婦が事件の容疑者であることが発覚。やがて彼女の心は、復讐に傾いていくという、背筋が凍るサスペンスだ。

ヨーロッパでの移民排斥というリアルな社会問題を背景に、人間の絶望や怒り、復讐の心理に引き込んでいく骨太な作り。カンヌ国際映画祭で主演女優賞に輝いた、カティヤ役、ダイアン・クルーガーの迫真の表情に最後まで圧倒される。

【ここからエンディングのネタバレ】
容疑者夫婦のキャンピングカーに侵入したカティヤは、彼らを道連れに爆発装置を使って自爆! 復讐を果たしたとはいえ、ヒロインが死ぬという結末に呆然としてしまう。
 

 

 


『キャリー』
製作年/1976年 原作/スティーヴン・キング 監督/ブライアン・デ・パルマ 出演/シシー・スペイセク

惨劇のプロムパーティの後が衝撃!
ホラー映画がドッキリの連続なのは当然のこと。そんなホラーの名作の中で、ラストの衝撃度が最高レベルなのは、『13日の金曜日』の1作めと本作かも。不意打ちのように襲ってくるエンディングに、思わず絶叫してしまう人も多いはず。予備知識ゼロの人と一緒に観て、その人の反応を楽しむことも一興かも。

クラスメイトからいじめを受ける女子高生のキャリー。テレキネシス(触れずに物体を動かす念動能力)を自覚した彼女が、自分をバカにした者たちを悲惨な末路へと導いていく。体育館でのプロムパーティの惨劇シーンは、ホラー映画の歴史でも語り草になった。

原作は、あのスティーヴン・キングのデビュー小説。2013年にはクロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクされたが、こちらのキャリー役、シシー・スペイセクの、いじめられっ子が切実に共感させる姿と、超能力とともに狂気を発する豹変のギャップは、凄まじいほど!

【ここからエンディングのネタバレ】
母も殺し、自宅を燃やして自らも命を落としたキャリー。生き残ったクラスメイトのスーがキャリーの墓に花を手向けた瞬間、地中から腕が出てきてスーを掴む! スーの夢なのだが、静かな時間が地獄と化す恐ろしさ。
 

 

 


『ミスト』
製作年/2007年 原作/スティーヴン・キング 製作・監督/フランク・ダラボン 出演/トーマス・ジェーンマーシャ・ゲイ・ハーデン

クライマックスに深〜い絶望が待ち受ける!
こちらもスティーヴン・キングの原作で、衝撃のエンディングが大きな話題になった。映画ファンにとって、隠れた名作だ。郊外の静かな町を突然、嵐が襲う。その翌日に発生した深く濃い霧が、やがて町全体を覆ってしまう。何も見えない状況になり、パニックになる人々がスーパーマーケットに逃げ込むという物語。

どうやら霧の中には、不気味な生物が潜んでいるらしく、スーパーに立てこもった人々の決死のサバイバルが展開。“見えない相手”への戦慄はもちろんだが、不安をあおる人物もいたりして人間同士の争いも超スリリングなのが、この『ミスト』の特徴。現代社会の縮図を見ているようでコワいのだ。

ラストの約15分は、ひたすらバッドエンドに向かう感覚で、衝撃のラストの“長さ”では、ほかの映画に絶対に劣らないと断言。トラウマとして記憶に残ってしまう人も多いだろう。ついに姿を現す“見えない相手”などビジュアル面でも印象深い一作。

【ここからエンディングのネタバレ】
スーパーマーケットから逃げた主人公のデヴィッドは、もう逃げ切るのは無理と判断し、同行の息子や仲間を射殺。自分も怪物の餌食になろうと決心するが、霧がしだいに晴れていく。すると軍隊が怪物を退治したことが発覚! あと少し、決断が遅ければハッピーエンドだったのに……という悲痛な結末に。
 

 

 


『SAWソウ』
製作年/2004年 原案・監督/ジェームズ・ワン 出演/ケイリー・エルウィズダニー・グローバー

殺人ゲームで生き残った後に最大のショックが!
集められた者たちが“殺人ゲーム”を強要されるという、大胆で恐ろしすぎる設定が話題を呼び、シリーズ化。殺人鬼ジグソウが仕掛けるゲームの内容は、目を覆うほどの残虐さだが、原点となる1作めにその持ち味が凝縮されている。しかもそのエンディングがあまりに衝撃的だったから、ここまでの人気シリーズになったといえる。

薄汚れたバスルームで目を覚ましたゴードンとアダム。2人は部屋の両端で、足首を鎖で繋がれており、真ん中には拳銃で頭を撃たれた死体が横たわっていた。やがて「6時間以内に目の前の相手を殺すか。2人とも死ぬか」というメッセージが届き、想像を絶するゲームがスタートするのだが……。

ありえないシチュエーションで精神的に追い詰められる2人の心理劇に、レコーダーや携帯電話、タバコ、ノコギリといった小道具を使った攻防。つねに予想を裏切って進む状況とタイムリミットが、観ているこちらの心臓をバクバクさせ続ける。観終わった後、思い切り体力を使った感覚が味わえ、クセになる怖さも秘めた一本なのである。

【ここからエンディングのネタバレ】
足の鎖を外したいゴードンが、自分の足をノコギリで切断するシーンでまずショックを与え、その後、横たわっていた死体がゲームを仕掛けたジグソウだと発覚。犯人がずっと現場にいたというオチに誰もがびっくり!
 

 

 


シックス・センス
製作年/1999年 監督・脚本/M・ナイト・シャマラン 出演/ブルース・ウィリスハーレイ・ジョエル・オスメント

“衝撃のラスト”といえば、こちらが代表作!
“ドンデン返しの映画”と聞いて、多くの人が思い浮かべるのが本作だろう。監督は、この映画で一気にその才能が認められた鬼才(奇才?)、M.ナイト・シャマラン。衝撃のクライマックスが用意されつつ、驚きだけでなく納得させ、感動もさせるという離れワザを鮮やかにこなす。そんな見本のような作品だ。

ブルース・ウィリスが演じる小児精神科医のマルコムが、ある悩みを抱えたコールという少年と出会う。コールには「死者が見える」能力があり、そのせいで周囲から白い目で見られているという。医師の立場からコールの苦悩を和らげようとするマルコム。そんな彼自身も、妻など身近な人との心のすれ違いを経験していた。

本作のオチは今ではあまりに有名だが、そのオチを知ってもう一度観直すと、より作品の魅力が伝わってくるのでオススメ。アクション映画とはひと味違うブルース・ウィリスの名演技や、ハーレイ・ジョエル・オスメントの天才子役ぶりが必見。彼が目にする死人の描写など、途中のスリルも満点!

【ここからエンディングのネタバレ】
マルコムはすでに死んでいた。だから実生活で妻などに見向きもされず、死者が見えるコール少年とはコミュニケーションが可能だったのだ。地上をさまよっていたマルコムの魂は、少年との出会いにより、ようやく天国へと向かうことに。